



このような悩みを解決します。
本記事の内容
・バンライフの車を選ぶときのポイント5選
・バンライフにおすすめの車種4選
・バンライフの車を選ぶ時に注意する点2つ
僕はバンライフの相棒にハイゼットを選ぶのに、約2週間ちかく悩みに悩みました。なぜならバンライフが出来る車種は思っている以上にあるからです。
今回は僕が車を選ぶ際に悩んだ経験をもとに、バンライフの車選びのコツについて説明していきます。
この記事を読み終える頃にはバンライフに最適な車がわかり、また自分のライフスタイルに合う車が見つかっていますよ。

バンライフの車種を選ぶときの見るべきポイント5つ
バンライフの車を選ぶときのポイントは5つあります。
①金額(購入価格+DIY価格)
②空間の広さ(車長・車幅・車高)
③燃費
④収納性
⑤おしゃれさ
それぞれ説明します。
ポイント①:金額(購入価格+DIY価格)
車を選ぶポイントの1つ目は『金額(購入価格+DIY価格)』になります。
言わずもがな、車の価格は誰にとっても無視できないポイントですよね。車種ごとに大体の相場は決まっているので、自分たちの予算にあう車を選ぶことが大事です。
新車と中古車でも金額にかなりの差が出ます。
新車と中古車の価格の違い
バンライフ車の定番:ハイエース
・新車:324万(平均価格)
・中古車:237万円(平均価格)
中古車は走行距離によって大きく金額に偏りがありますが、10万km以上走っているような車であれば新車価格の10分の1になっているなどもあるので、できるだけ節約したい人はおすすめです。
ポイント②:広さ(車長・車幅・車高)
車を選ぶポイントの2つ目は『広さ(車長・車幅・車高)』になります。
当たり前ですがバンライフをする=車の中で生活をするということです。なので1人でバンライフをするのか、それとも2人でやるのかなども踏まえて車の空間の広さを考えなくてはいけません。
またバンライフ中に具体的にどういうことをやるのかという観点からも考えることが大事です。例えば以下のようなものがあります。
・日本全国のサーフィンスポットを回る
・たこやきの移動販売をしつつ日本一周
・関西エリアの観光地を回る
旅の目的によっても荷物が異なります。例えば2つ目の『たこやきの移動販売をしつつ日本一周』だと、かなりの荷物が必要ですよね。
そうなると必然的に車の大きさ(空間の広さ)が必要だなとなると思います。
なので、どういったバンライフを想定しているのかによって、車の適正な広さも変わります。
ポイント③:燃費
車を選ぶポイントの3つ目は『燃費』になります。
バンライフを始めて1番の金食い虫になるのが、そうガソリン代です。燃費は車の大きさや重量によって大きく異なります。
車種ごとによる燃費
・ハイエース(2D):9.7km/L
・エブリイ:13.4km/L
・ワーゲンバス:7〜10km/L(ハイオク)
バンライフ中の仕事はリモートでできる仕事になるため、基本的には会社勤めができないです。そのため1ヶ月あたりの収入が減るケースが大体かと思います。
>>バンライフに最適な仕事って?【知ってないと90%挫折する】
だからこそ不用意に大きな車を選ぶのではなくて、自分の使用目的によっては小さい車を選ぶということも大事になります。
ポイント④:収納性
車を選ぶポイントの4つ目は『収納性』になります。
ポイント②の『広さ(車長・車幅・車高)』と同じように思われるかもですが、収納性とは収納のしやすさのことを指します。
例えばセダンタイプとバンタイプを収納のしやすさで比べると、間違いなくバンタイプに一票上がりますよね。
車の形によって収納のしやすさが大きく異なりますので、広さだけに限らず物を隙間なく置けるかなども確認するようにしましょう。
またバンライフは食器、調理道具、冷蔵庫、ドライヤーなど日常生活で使うものを持っていくので、それを想定した上で収納ができそうかを確認するようにしましょう。
ポイント⑤:お洒落さ
車を選ぶポイントの5つ目は『お洒落さ』になります。
(※自分はお洒落さなんか全くどうでもよくて、利便性だけを重視するとかであればここは読み飛ばしていただいて大丈夫です。)
バンライフをしていて感じたことは、自分が好みの車に乗っているとモチベーションが上がるということ。
僕も昔よく『運転するのめんどうくさいな〜』ってなってたんですが、今はお気に入りの車なのでそういった感情が以前と比べてかなり減りました。
バンライフを始めると毎日のように車を乗るようになり、車と過ごす時間も必然と長くなるので自分が納得いくデザイン・お洒落さの車を選ぶことが大切です。
ちなみにお洒落じゃない車でもDIYで自分なりにカスタムするとかであれば、買う時点でのお洒落さは追求しなくて良いと思います。
バンライフのおすすめ車種4選
バンライフにおすすめの車種は4つあります。
おすすめの車種5選
・ハイエース
・エブリイ(ハイゼットカーゴ )
・ハイゼットトラック(キャリイ)
・ワーゲンバス
それぞれ説明します。
おすすめの車種①:ハイエース
バンライフにおすすめの車種の1つ目は『ハイエース』になります。
バンの大定番といえばコレ。サイズが大きい割に、値段がそんなに高くないというコスパ最強の車になります。
こんな方におすすめ
- 2人以上でバンライフをしようかなと考えている方
- バンライフ中に様々なアウトドアに挑戦しようとしている方
- 広い空間でないと生活ができないという方
ハイエースのメリットは沢山ありますが、その中でも厳選して伝えます。
メリット
・日本車の中では1番収納ができる
・天井も高いので生活がしやすい
・車の大きさや性能から見ても圧倒的価格の安さ
一方でデメリットは以下の通り
デメリット
・ガソリン代が高い
・狭い道に入るのが困難(小回りができないため)
・価格が比較的高い(常に需要のある車のため)
中古車サイトで探すと安いもので20万円〜くらいから販売してしますが、ハイエースの場合は維持費のほうに目を向けるようにしましょう。
バンライフ中の出費はかぎりなく抑えたいとなるとおすすめできない車種になります。
おすすめの車種②:エブリイ(ハイゼットカーゴ )
バンライフにおすすめの車種の2つ目は『エブリイ(ハイゼットカーゴ )』になります。
簡単に例えるとハイエースのミニ版みたいなかんじです。商用車でよく使われていて利便性に優れています。
こんな方におすすめ
- ガソリン代などを抑えてコスパ良く旅をしたい方
- 1人旅を始めようと思っている方
- お試しでバンライフを始めたいと思っている方
車の購入費、バンライフ中の生活費などを見ても、コストを抑えられる最強の車です。
メリットはこんな感じ。
メリット
・バンライフ車の中でもガソリン代が1番安い
・細かい道でも小回りが効くので便利
・DIYの参考になる動画が比較的多い
・バンライフが終わった後も使い勝手が良い
一方でデメリットは以下の通り
デメリット
・車に積む荷物が多い人にとっては狭い
・馬力が弱くて坂道のスピードが遅い
上にキャリアをつけて荷物を積む感じにすれば、車の中もゆとりがでます。もし出来るだけコスパよく旅したいけど、荷物が、、、、って方はキャリアも検討してみてください。
実際ぼくはハイゼットカーゴという車を購入しているので、なぜ軽自動車にしたのか気になる方は以下の記事も読んでみてください。
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おすすめの車種③:ハイゼットトラック(キャリイ)
バンライフにおすすめの車種の3つ目は『ハイゼットトラック(キャリイ)』になります。
軽トラの荷台の上に自作のキャビンを載せた、今流行のモバイルハウスです。男のロマンそのものなので興味のある人は調べてみてください!
こんな方におすすめ
- 世界に1台だけの車で旅をしたい方
- DIYをするのが好きで1から物事を作るのが好きな方
僕もいちばん男心を掴まれたのが軽トラを使ったモバイルハウスでしたが、DIY初心者だったので迷った結果諦めました。男のロマンを感じたい人にとってはもってこいの相棒になります。
ハイゼットトラック(キャリイ)のメリットはこんな感じ。
メリット
・DIYの自由度がかなり高い
・モバイルハウスなので取り外しが可能
・バンライフ後に普通に日常生活で使える
・完全自作なので愛着が湧きやすい
一方でデメリットは以下の通り
デメリット
・DIYに時間がかかるので出発までが長い
・自作なので耐久性にかけることがある
自分ワールド全開で旅をしたいという方はモバイルハウス一択です。間違いなく人生の思い出として残ります。
おすすめの車種④:ワーゲンバス(トランスポルター)
バンライフにおすすめの車種の4つ目は『ワーゲンバス(トランスポルター)』になります。
一度は誰もが憧れる車ですよね。このお洒落さが海外の雰囲気をムンムンと漂わせています。
こんな方におすすめ
- おしゃれなバンライフを実現したい方
- インスタ映えをしつつバンライフを楽しみたい方
- ロマンを感じたい方
とにかくお洒落さは妥協できない、バンライフの究極系を攻めたい方はワーゲンバスでしょう。
ワーゲンバスのメリットはこんな感じです。
メリット
・どんな角度で写真を撮っても映える
・目立つので人気者になれる
・ロマンがあるので乗っているだけで幸せになれる
一方でデメリットは以下のとおりです。
デメリット
・燃費が最低レベルに悪い
・故障する頻度が高い
・車の購入価格がほかの車と比べて高い
コスト度外視でバンライフをお洒落に楽しみたい方はワーゲンバスが圧倒的おすすめです。
バンライフの車種を選ぶときの注意点
バンライフの車を選ぶときの注意点は2つあります。
車を選ぶ際の注意点
・DIY後の完成図を描いた上で車を選ぼう
・バンライフを具体的にイメージして選ぼう
僕がバンライフを始めてから感じたことも交えながら説明していきます。
注意点①:DIY後の完成図を描いた上で車を選ぼう
車を選ぶ際の1つ目の注意点は『DIY後の完成図を描いた上で車を選ぼう』です。
完成図を描かずに、先に車を購入してしまうと「あれ、コレ無理じゃない?」となるケースが多いです。バンライフをするとなると色んなものを車に装備しないといけません。
・床下収納
・シンク
・シャワールーム
どんな生活をするのかによって異なってきますが、自分たちが思っている以上に必要なものって多いです。
なので自分たちのバンライフに冷蔵庫は必要なのか、シンクは必要なのか、床下収納は必要なのかと自問自答するようにしましょう。
こんな感じで車を改造する前に具体的にイメージしておくことが、のちのちの『なんか違う、、、』を回避することに繋がるので妥協せずにDIYのイメージを膨らませましょう。
注意点②:バンライフを具体的にイメージして選ぼう
車を選ぶ際の2つ目の注意点は『バンライフを具体的にイメージして選ぼう』です。
バンライフをする中でどういった活動をするのかは人それぞれ異なります。
・日本全国のサーフィンスポットを回る
・たこやきの移動販売をしつつ日本一周
・関西エリアの観光地を回る
活動内容によって荷物の量もまったく異なってきます。車を買ってから、「もっと大きい車じゃないと荷物が入りきらん」ってなっても遅いです。
なので事前にどういったバンライフを送りたいのか想定した上で車を選ぶようにしましょう。
【まとめ】バンライフのおすすめ車種はライフスタイル次第
今回の記事ではバンライフ車の選び方・おすすめの車種・選ぶ際の注意点について説明してきました。
簡単におさらいします。
・車を選ぶ際のポイントは人それぞれ。自分なりの軸を持とう
・箱型の車が荷物の収納がしやすくバンライフに1番適している
・突発的に車を購入するのだけは避けよう
車種によってバンライフの7割決まると言っても過言ではないほど、車選びは大事です。またバンライフのイメージができた状態で車を購入することが、のちのちの『買って後悔した、、、』を回避することに繋がります。
バンライフを始めたくてうずうずして、『早く買いたい』となる気持ちもよくわかります。ぼくも勢いで買いそうになったからです。そんな時は一度自分に「Stop!』と問いかけるようにしましょう。そう、一度立ち止まって考えることが大事です。
幸せなバンライフを送れることを願っています。
おわり