




このような悩みを解決します。
本記事の内容
・バンライフ仕様に改造する前に注意すること3選
・バンライフ車におすすめの車検の『ユーザー車検』について
・車検を通すコツについて
バンライフ仕様に車をDIYしたのに車検が通るかわからなくて、ヒヤヒヤしているって方って多いと思います。
実際に僕も2022年に1月に車検を控えていますが、バンライフ仕様に車をDIYしているので本当に1発でスムーズに車検が通るのか不安で仕方ないです。
ってことで今回の記事ではバンライフ車が車検に通るためには何をしたらいいのか、注意するべきことは何なのかを徹底的に掘り下げていきたいと思います。
本記事を読み終える頃には、車検に通る具体的なDIY方法、通りやすい車検の種類、車検を通すちょっとしたコツがわかっているので、スムーズに車検も乗り越えられるようになるでしょう。
それではさっそく説明していきます。
【結論】バンライフ仕様にDIYしても車検は通ります
1番気になっているであろうバンライフ仕様にDIYした車が車検に通るかですが、、、
結論、保安基準さえ満たしておけばどんな車でも通ります。
「保安基準ってそんな難しい言葉出さんといて」って思っている方もいると思います。なので具体的にどういった部分が見られているのかも載せておきますね。
車検の点検項目
・エンジン周り
・ステアリング周り
・電気装置(バッテリーや電気配線など)
・ブレーキ周り
・タイヤと足回り
・ランプ等(ヘッドライトやストップランプなど)
簡単にまとめると、上記の項目を点検して安全と認められれば車検は通るっていうことです。
どんな車でもタイヤがすり減ってきたら交換。
ブレーキランプが切れたら交換。
はい、当たり前のことですよね。
ただバンライフ仕様にDIYした車だと少し訳が違うんです。
後部座席を取り外したり、天井に気張りをしたりするので、普通の車検と比べて気を配らないといけないところが2点、3点と多いって訳です。
では次のSTEPでバンライフ仕様にDIYする際に注意する点も紹介していきますね。
バンライフ車の車検を通す前に注意すること3つ
『バンライフ仕様にDIYした車も車検通るのはわかったけど、具体的になに注意したらいいん?』
って話ですが、注意する点は以下の3つになります。
注意点3選①後部座席の取り外しを正しく出来てるか
②内装は難燃性素材なのか
③車体の総重量が範囲内に収まっているのか
それぞれ説明します。
注意点①:後部座席の取り外しを正しく出来てるか
注意点の1つ目は『後部座席の取り外しを正しく出来てるか』です。
いやいや後部座席取るのに正しいも、正しくないもないやろがい!って思われるかもしれないですが、ルールを知らずに後部座席を取り外すと法律違反になるので要注意です。

それも車のナンバーによって2通りのやり方があるので、この際に覚えて帰りましょう。
・4ナンバーの車の場合
・5ナンバーの車の場合
では4ナンバーの場合、5ナンバーの場合の対処法をそれぞれ説明します。
【4ナンバーの場合】後部座席の取り外し
4ナンバーの車の後部座席取り外しの手順は以下の通り。
①後部座席を取り外す
②構造変更の手続きを行う
①で満足してしまって、構造変更まで出来ていないって人けっこういるので必ずやるようにしましょう。

【5ナンバーの場合】後部座席の取り外し
5ナンバーの車の後部座席取り外しの手順は以下の通り。
①後部座席を取り外す
②5ナンバー(乗用車)から4ナンバー(貨物車)へ構造変更
③乗車定員の変更手続きを行う
5ナンバーの車だとひと手間増えます。なぜなら5ナンバーの車は『運転席より後ろの空間の50%以上が乗車スペースでないといけない』というルールがあるからです。
なので5ナンバーからDIYが割と自由に出来る4ナンバーに変える必要があるんです。
注意点②:内装は難燃性素材なのか
注意点の2つ目は『内装は難燃性素材なのか』です。
漢字を見たらわかる通り、内装が燃えにくい素材でDIYされているのかを見られる訳です。
なぜなら車の中で火事が起きた際にめっちゃ燃えやすいポリエステルの素材で内装がDIYされていたら、めちゃくちゃ危険ですよね。
想像したらわかりますが、おそらく30秒以内に一気に燃え広がって『アッッツ』ってすぐに火傷してしまいます。
じゃあどんな素材やったらええねん!って話ですが以下のような素材になります。
・銅板
・アルミ板
・木板
・天然の皮革
ただ内装をDIYするとなれば、王道なのはウッド調にしておしゃれに仕上げるケースだと思います。
その際は必ず厚さが3mm以上ある木板を取り付けるようにしましょう。

注意点③:車体の総重量が範囲内に収まっているのか
注意点の3つ目は『車体の総重量が範囲内に収まっているのか』です。
『範囲内って具体的に教えて』って話ですが
車検証に記載されている重量から±50kg以内
になります。
例えばプリウスという車だと車重量が大体1400kgになりますが、この場合だと車検を通す際には1350kg~1450kgの範囲で車重量をコントロールしないといけないです。

なのでDIYをする際も、重たすぎるものを積みすぎると構造変更が必要になってくるので注意しましょう。
バンライフ仕様にDIYした車はユーザー車検がおすすめ!
『バンライフ仕様の車の車検時期が近づいてきたけど、どこで車検通そうかな〜』と悩んでいるあなたへ。
改造した車はユーザー車検で通すのがおすすめです。
なぜならDIYした車だとディーラーや整備工場に車検を申し込んでも断られるケースが結構あるからです。

念のためユーザー車検以外の車検の種類も載せておきます。
ユーザー車検以外の方法
・ディーラー車検
・民間整備工場:
・車検専門店
民間整備工場や車検専門店の中でもDIYした車の受け入れをしてくれるところはありますが、探すのが手間だったり、指摘が沢山はいったりします。
結局のところ、最終的に運輸局での車検に通れば問題ないので、直接運輸局に車を持っていくことができるユーザー車検が1番スムーズに進むかなと思っています。
注意ポイント
提出書類がディーラー車検などと比べると増えるので面倒くさいって方は注意!
バンライフ車の車検を通すコツ2選

って方に朗報です。バンライフ車の車検を通すコツを2つ伝えます。
車検を通すコツ2つ・陸運局に尋ねる
・ブログやYouTubeを参考にする
それぞれ説明します。
車検を通すコツ①:陸運支局に聞く
車検を通すコツの1つ目は『陸運支局に聞く』です。
これが最強です。どれだけ調べてもわからない場合は、陸運支局に電話をして確認を取るようにしましょう。

もし電話で口頭で説明するのが難しい場合は、陸運局に訪ねて聞くこともできるので有効活用しましょう。
注意ポイント
事前に電話で予約を取らずに急に訪ねると相談できないケースあるので要注意。
必ず電話で予約してから陸運局に向かうようにしよう!
車検を通すコツ②:ブログやYoutubeを参考にする
車検を通すコツの1つ目は『ブログやYoutubeを参考にする』です。
実際にYouTubeで検索してみるとわかると思いますので、一度このようなキーワードで検索してみてください。
・『バンライフ 車検』
・『DIY 車検』
・『ユーザー車検 DIY』
いっぱい動画が出てきたと思いますが、これらの動画は実際にDIYした車の車検を通す過程が見れるのですごく参考になります。
『車検通らなかった〜』みたいな失敗例なども結構載っているので、自分のDIY状況と似ている車を見つけて、対策を打つのもおすすめです。
ただあくまで個人で発信している内容にはなるので、参考程度にとどめておきましょう!
動画などをみても『わからない!』ってなった場合は、陸運支局に電話をしてどうしたらいいか聞くようにしましょう。
【まとめ】バンライフ車の車検はルールさえ守れば通る!
今回の記事ではバンライフ車の車検の通し方について説明してきました。
簡単におさらいします。
・バンライフ仕様にDIYしても車検は通る
・ユーザー車検で受けると車検がスムーズに進みやすい
・後部座席の取り外し、車両の総重量など注意するべきことはたくさんある
・車検についての質問は陸運支局が最強
簡単にまとめると陸運支局が最強なので、DIYする際も相談しつつ車検に引っかからないか確認するのがいいかなと思います。
僕たちの車も2022年の1月に車検が切れてしまうので、ユーザー車検が終わったら一部始終を公開したいと思います。
ってことで終わります!