
大きい車を買えばそれなりにお金も飛んでいくで?



このような悩みを解決します。
本記事の内容
軽自動車でバンライフをするメリット5選
軽自動車でバンライフをするデメリット3選
実際に軽自動車を購入ってどのくらいお金かかるのか
バンライフといえばハイエースやキャラバンみたいな10人くらい乗れる車じゃないと、狭くてバンライフどころじゃないとよく噂を聞きます。
ですが果たして本当にそうなのでしょうか。
軽自動車でバンライフは偽物。遊びのバンライフに過ぎない。
いえ、ぼくはそんな風には全く考えていません。むしろ軽自動車はバンライフの入り口としてベストな車だと僕は思っています。
ちなみに僕は軽バン(ハイゼットカーゴ )を改造して2022年の1月から日本一周旅に出る予定ですが、今も週末はプチバンライフみたいな感じででかけます。
これまで軽バンで生活をして多少不便だなと感じる部分はありましたが、それ以上に金銭面でのメリットなどたくさんの恩恵を受けてきたことも事実です。
ってことで本記事の前半でバンライフを軽自動車でするメリット、後半ではバンライフを軽自動車でするデメリットについて紹介していきます。
そもそもバンライフってどんな魅力があるの?と思っている人は先にこちらの記事を読んでみてください!
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【バンライフ初心者向け】車中泊の4つの魅力とは|価値観がガラッと変わる
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そもそもなぜバンライフ=大型車なのか
早速ですが、バンライフをするんであれば『ハイエースみたいな大型車一択でしょ?』みたいな風潮ってどう思いますか?
たしかに大きな車だとスペースも広いので、自由に生活できるというメリットがあると思います。
ただその一方でコスト面では優しくないです。たとえば車の購入費用やガソリン代など。軽自動車と比べると2倍近くお金がかかるんです。

なので今回はバンライフは大型車だけでなく、軽自動車でも十分できるってことを証明していきたいと思います。
それではLet's Go!!
軽自動車でバンライフをするメリット5選
軽自動車でバンライフをするメリットですが、正直言ってほとんどはコスト面です。
詳細はひとつひとつ説明するので、まずざっと5つメリット挙げちゃいます。
軽自動車にするメリット5選①税金が安い
②ガソリン代がかからない
③購入金額が低い
④高速代が安い
⑤狭い道でもびびらず進める
それぞれ説明していきます。
メリット①:税金が安い
メリットの1つ目は『税金が安い』ということです。
所得税?それとも消費税?いえ、違います。以下の税金が大きく変わってきます。
・自動車税
・自動車重量税
ではまず自動車税からですが、こちらは車種ごとの排気量によって変わってきます。
バンライフで大活躍のハイエースと比べてみたいと思います。
ちなみに自動車税は1年に1度払わないといけないので、例えば軽バン(エブリイなど)とバンコン(ハイエースなど)を5年保有するとなれば20万円近く維持費が変わってきます。
次に自動車重量税についてですが、こちらは名前のとおり車の重さによって税額が変わってきます。
基本的には車両重量に対して課せられるんですが、1ナンバーや4ナンバーといった貨物車の場合は積載物などを含めた上での車両の総重量で計算されます。

こんな感じで計算されるので、車両重量が軽い軽自動車はもちろんのこと乗用車などと比べると税金が安くなります。
税金面で行くと完全に軽自動車に軍配が上がりますね。
メリット②:ガソリン代がかからない
メリットの2つ目は『ガソリン代がかからない』ということです。
ハイエースなどの大きめのバンライフ車と比べると圧倒的に燃費が良いです。
例えばバンライフで日本一周となれば距離は約12,000kmありますが、軽自動車だと大体ガソリン代が120,000円、ハイエースなどの大型バンだと275,000円もかかるんです。なんと155,000円も違う!
1年で日本一周と考えると1ヶ月で軽自動車だと毎月に約13,000円も浮くんです。

バンライフ中のお金をできるだけ節約したい方は間違いなくガソリン代も抑えるべきですね。
メリット③:購入金額が安い
メリットの3つ目は『購入金額が安い』ということです。
軽自動車と乗用車では価格がまったく違います。もちろん車の状態(走行距離や修復歴など)によっては大きな車でも安いものがありますが、、、
実際、バンライフで使い勝手の良いハイエースでも安くて40万円近くかかるのに対して、軽自動車であれば20万円ほどで状態の良い車などが手に入れれます

バンライフを始めれば、車内DIYや改造などをすると思うので、車の価値が下がっていくのも普通と比べて早いです。
なので躊躇なく自分好みのマイカーに仕立て上げるためにも新車ではなく、中古車で購入することをおすすめします。
メリット④:高速料金が安い
メリットの4つ目は『高速料金が安い』ということです。
具体的には以下の式で高速料金を計算できるようになっています。
普通車の高速料金×0.8
例えばプリウス(普通車)で東京→大阪まで高速を使ったとすると料金は大体12,000円になります。
ですが軽自動車だと12,000(普通車の高速料金)×0.8=9600円になるということです。

塵も積もれば山となるというように、どこか遠出をする際もより安く済ませれるのでとてもお得です。
メリット⑤:狭い道でも楽勝
メリットの5つ目は『狭い道でも楽勝』ということです。
これが地味に大事で、行きたい場所に限って狭い道が多いんです。
・穴場の観光地
・住宅地にある超美味しいご飯屋さん
・綺麗で有名な夜景スポット
行きたいところがあったとしても、『ハイエースだから辞めとこうか〜』ってなるの嫌ですよね。
『もう少しで目的地に到着するのに〜』ってもどかしい思いをするのは、本当に心苦しいです。
ってことでバンライフをしつつ、自分が行きたいところを存分に堪能したいって方は間違いなく軽自動車がおすすめです!
軽自動車でバンライフをするデメリット3選
これまでバンライフで軽自動車を選ぶメリットを説明してきましたが、メリットだけでなく勿論デメリットもあります。
『いや、軽自動車がオススメなんやろ?』って言いたい気持ちもわかります。
もちろんコスト面で安いや狭い道でも問題ないなど軽自動車にしかないメリットはたくさんありますが、その反面で軽自動車ならではの車内の狭さや車自体のスペックに問題があります。
大きく分けるとデメリットは以下の3つですね。
軽自動車にするデメリット3選①運転席や助手席が狭すぎる
②生活最低限のスペースしかない
③坂道や山道で煽られやすい
それぞれ説明していきます。
デメリット①:運転席や助手席が狭すぎる
デメリットの1つ目は『運転席や助手席が狭すぎる』ということです。
軽自動車でバンライフとなれば、おそらく後部座席を潰してフラットにするケースがほとんどだと思います。
ですがこれがなかなか難点でして、寝るスペースを確保しようとするとどうしても運転席や助手席が狭くなってしまうんですね。

具体的にお伝えすると、寝るスペースを確保しようとすると運転席がこれ以上前に進まないよってくらい前にしないとダメです。
なので身長が180cmの方が軽自動車でバンライフをするとなれば
・運転する際の足が完全に曲がり切っていて運転しにくい
・リクライニングがほとんどできない
みたいな感じになると思います。
かならずバンライフを始める前に、必ず運転席や助手席のスペースを十分に取れるかを確認するようにしましょう。
デメリット②:生活最低限のスペースしかない
デメリットの2つ目は『生活最低限のスペースしかない』ということです。
バンライフとなれば生活用品は基本的に車に積むことになります。
じゃあどこに置くかってなれば
・車内の収納スペース
・車に取り付けているキャリアの上
この2つが主流になると思います。
『生活するスペースが狭いんであれば、全部キャリアに載せればよくない?』ってなると思うんですが、これが想像以上に不便なんです。
例えば歯磨きやちょっとした料理。パッと終わらせたいのに、いちいち車の外に出てキャリアから歯磨きやフライパンを下ろさないとダメってなると想像しただけで面倒くさいですよね。
追い討ちで外が大雨だとしたらどう思いますか。『もう今日は飯なんかいらん』や『何も食わんし歯磨きはええや』ってなりそうじゃないですか?

ってことで日常的に使うアイテムに関しては、車内に入れるのが一般的なんですね。
勘の良いあなたはもう気づいたことでしょう。そうなんです、車内に生活用品を積み出すと生活できるスペースが一気に無くなってくるんです。
注意ポイント
寝返りを一回打てる程度しか身動きが取れないです!
なのでバンライフをするんであれば、車内でもくつろげるようにしたいって方は軽自動車を選ぶのは辞めておいたほうがいいかなと思います。
『あくまで車での生活は最低限で考えているよ〜』って方が、合うのかなと思います。
デメリット③:坂道や山道で煽られやすい
デメリットの3つ目は『坂道や山道で煽られやすい』ということです。
軽自動車は普通車と比べると、どうしても馬力で劣ってしまうので坂道などでは後ろにべったり張り付かれるケースが多いです。
車をこれまで運転してきた方であれば、わかると思いますが想像以上にストレスを感じてしまいますよね。

もしどうしても後ろに張り付かれたくない、自分のペースで運転したいと思うのであれば、ターボをつけたりして車を改造することが必須になるかな〜って感じですね。
【まとめ】軽自動車でバンライフは低予算旅にもってこい!
本記事ではバンライフは軽自動車でもできるってことを説明してきました。
簡単におさらいします。
・バンライフはハイエースなどのバンコン以外でも可能
・軽自動車はコスト面で大きな恩恵を受けられる
・小回りや狭い道でも軽自動車だと楽勝
・軽自動車でバンライフは生活最低限しかできない
・軽自動車だとスピードが出ないので煽られがち
これまで軽自動車でバンライフをするメリット・デメリットを含めて説明してきましたが、低予算で旅をしたい方や生活をしたい方にはもってこいの車じゃないかなと思います。
ぼくもよく軽バンで生活をしていますが、『車=寝どころ』としか考えていないので、狭くても正直なんとも思わないです。
『ゆっくりくつろぎたいな〜』となれば、たまに近くのビジネスホテルに泊まればいいだけなので。
なのでもしバンライフをしたい方で、いきなりそんなにお金を掛けれないよって方はエブリイやハイゼットカーゴ みたいな軽バンから始めるのをおすすめします!
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