このようなお悩みを解決していきます！
この記事でわかること
- クアッドフィンのメリット・デメリット
- サーフィン初心者にクアッドフィンはあり or なし？
- クアッドフィンをサーフィン初心者が実際に乗ってみた感想
最近サーフィン界で話題になっているクアッドフィン。
海に行くと、クアッドフィンの人を結構見かけます。ここ2~3年でクアッドフィンの人気が爆発している感じですね。
でもサーフボードって結構な値段するので、間違って購入してしまった時ってダメージが大きいんですよね〜。
- 「クアッドフィンのサーフボードを購入したけど、まったく乗れなかったらどうしよう、、、」
- 「初心者でもクアッドフィンって乗れるのかな？」
そこで今回は、クアッドフィンのメリット・デメリットと併せて、サーフィン初心者でもクアッドは乗りこなせるのかについて詳しく説明します！
サーファーのレベルによっては、クアッドフィンは最強ボードにすら進化します。ぜひクアッドの魅力に触れてみてください！
また以下の記事では、初心者におすすめのソフトボードTOP5を紹介しています。
>>サーフィン初心者におすすめのソフトボード5選｜ランキング形式で紹介！【2023年版】
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>>【2023年版】ビーチアクセスのクーポンコード（5%OFF）の利用方法
【前提】クアッドフィンとは？
クアッドフィンとは、4本のフィンが付いているサーフボードのことを指します。
クアッドフィンの図解
センターフィンが無いのが特徴で、左右に2枚ずつフィンがセッティングされています。
クアッドフィンは数年前ほどから注目されはじめて、今では世界のトップサーファーである『フィリペ・トレド』や『ケリー・スレーター』などが愛用しているセット方法です。
実際にクアッドフィンを愛用しているサーファーは徐々に増えているため、今後はもっとメジャーになってくるフィンのセット方法だと言えます。
ですが1番気になっているのは、クアッドフィンのメリット・デメリットですよね。
次の章でクアッドフィンの性能について、暴いていきたいと思います！
クアッドフィンのデメリットは1つのみ！
僕もはるこ（＝ぼくのパートナー）も、Beach Accessのクアッドフィンのサーフボードを愛用しています。
Beach Accessのクアッドフィン
実際に乗っていて感じたデメリットは1つ。
『ボードが動かしやすいので、重心移動の練習にならない』ということです。
これまで『シングルフィン（1本）→ツインフィン（2本）→トライフィン（3本）』と経験してきましたが、ボードの動かしやすさは圧倒的1位です。
クアッドフィンを乗っている時は、グングン加速して、走りすぎたら小さくターンを入れて、とロングライドができるのでめっちゃ最高です。
しかし、久しぶりにツインフィンなどに乗ると、重心移動を疎かにしている癖がついているので、『全然ボードが動かない、、、』ってなります。
要するに、クアッドフィンは簡単にターンができるからといって、いい加減なレールワークをやっていると全く上達しないってことです。
ですがクアッドフィンでも常に体重移動を意識して、ターンなどを行っていれば変な癖が付くこともないはずです！
クアッドフィンのメリット3選
では次に、クアッドフィンのメリット3選について見ていきましょう！
クアッドフィンのメリット3選
- テイクオフが圧倒的に早い
- センターフィンがないので加速しやすい
- 回転性に優れているのでターンがしやすい
それぞれ具体的に説明します。
メリット①：テイクオフが圧倒的に早い
クアッドフィンの1つ目のメリットは、テイクオフが圧倒的に早いことです。
なぜならクアッドフィンはセンターフィンがなく、水抜けしやすいからです。
そのため、テイクオフ時の滑り出しが早くなり、小さいコンディションにも関わらず圧倒的なスピードでテイクオフできます。
あとクアッドフィンはテイクオフが早いだけでなく、なめらかに滑り出していくのも特徴的です。
これは個人の感想ですが、スーッとスムーズにテイクオフまで行けるので、爽快感といったらハンパないです！笑
メリット②：センターフィンがないので加速しやすい
クアッドフィンの2つ目のメリットは、センターフィンがないので加速しやすいことです。
なぜならクアッドフィンには、下記のような特徴があるからです。
- 左右に2枚のフィンがあるため、アップスで加速しやすい
- フィンエリアが広いので、フィンの上に体重を乗せやすい
トライフィンで小波に乗っていると、『重い」・『走らない』・『引っ掛かる』と感じることが多いですが、クアッドであれば加速してグングン横に走ってくるので小波でも攻略できてしまいます。
サーフィンをする上で、『スピード』は間違いなくキーになってきます。
その点、クアッドフィンはスピードの心配をせずにサーフィンを楽しめることでしょう。
メリット③：回転性に優れているのでターンがしやすい
クアッドフィンの3つ目のメリットは、回転性に優れているのでターンがしやすいことです。
なぜならレール側に2本ずつフィンが付いていることによって、少しのボードの傾きだけでターンができるからです。
これまでツインフィンやシングルフィンなど直進性の高いサーフボードに乗っていた方だと、『こんなに簡単に曲がるの？』と驚くこと間違いなしです笑
『ターンの感覚を掴みたい！』と思っているサーファーには、絶好の練習機会になるかもしれませんね！
クアッドフィンに向いている波の特徴とは
サーフィン初めての頃って、ぶっちゃけフィンの使い分け方法なんてわからないですよね。
ですが、波のコンディションによって『フィンの数』を変えることによって、劇的にパフォーマンスは変わります。
そこで、クアッドフィンに向いている波の特徴について説明します。
クアッドフィンに向いている波の特徴
- 小波（パワーのない波）
- トロくて厚い波
- 掘れたブレイクの速い波
それぞれ具体的に説明します。
特徴①：小波（パワーのない波）
クアッドフィンが向いている波の特徴1つ目は、小波（パワーのない波）です。
というのも、クアッドフィンには『加速しやすい』や『テイクオフが早い』といった特徴があるからです。
トライフィンで小波に乗っている時、なかなか加速しなくて波に捕まってしまったという経験をしたことはありませんか？
それはトライフィンのセンターフィンが引っ掛かって、スピードが出ていないことが1つの理由として挙げられます。
ですが、クアッドフィンだとセンターフィンがないので水の抜けが良くなり、グングン加速して小波でもラクラクと攻略できるようになります。
クアッドフィンで小波に乗ってみた動画
またクアッドフィンはテイクオフが早いので、ショートボードで乗れない波（ヒザ〜モモ）でも、簡単にテイクオフが出来てしまいます。
特徴②：トロくて厚い波
クアッドフィンが向いている波の特徴2つ目は、トロくて厚い波です。
以前、千葉の太東スポットでサーフィンした時ですが、ツインではあまり乗れなかったのに、クアッドに変更した途端に3~4倍のペースで波に乗れるようになりました。
そもそも前提として、トロい波は斜面をすべり降りる重力を使えないので、どうしても『パドルのスピード』が必要になってきます。
ですが先ほども伝えたとおり、クアッドフィンはセンターフィンがないので、加速しやすい特徴があります。
そのため、クアッドフィンであればトロくて厚い波でも、難なくテイクオフができます。
またライディング時も失速することなく、乗り繋げるので、波に置いていかれるみたいなケースも顕著に減ります！
【疑問】クアッドフィンは初心者にもおすすめか？
結論から言ってしまうと、サーフィン初心者のレベルによります！
レベル感でいくと、下記あたりの初心者におすすめです！
- 横乗りができるようになって、軽いボトムターンができる
- アップスダウンが徐々にできるようになってきた
逆におすすめできないのは、下記のようなサーファーになります。
- テイクオフが安定してできない
- テイクオフはできるがボードはまったく動かせない
つまり、クアッドフィンは『初心者＜初級者』といったイメージです！
なぜならクアッドフィンでサーフボードを動かすことに慣れてしまうと、ゆくゆく『シングル』、『ツイン』などのサーフボードに乗った時に挫折してしまう可能性があるからです。
クアッドは小手先でボードを動かせてしまうので、サーフィンの基礎になる『レールワーク』がしっかり身につかない可能性があるんですよね、、、。
なので初心者すぎるサーファーには、あまりおすすめしていません！
一方でなぜ軽くターンができるサーファー、アップスダウンができるサーファーにおすすめなのか。
それはクアッドフィンはターンの感覚を掴むのに、最適なフィンのセット方法であると感じたからです。
途中でワイプアウトしにくいので、1回波に乗るだけで様々なターンを練習できるといったメリットがあります。
なので個人的には、クアッドフィンは初級者のサーファーにおすすめです！
ちなみに僕たちが乗っている、Beach Accessのソフトボード6'6（クアッド仕様）は浮力もあるので、初心者でもチート状態になれます。
いつ終了になるかわかりませんが、当サイト限定のBeach Accessの商品を【5%OFFで購入できるクーポン】もあります。
興味のある方は、ぜひクーポンを使ってみてくださいね！
>>【2023年版】ビーチアクセスのクーポンコード（5%OFF）の利用方法
【まとめ】クアッドフィンは初級サーファーの上達に欠かせない！
今回は、クアッドフィンのメリット・デメリットについて詳しく見てきました。
初級サーファーにとって、クアッドフィンはターンの練習が効率的にできるようになるので、メリットが大きいと言えるでしょう。
またクアッドフィンは、小波にも対応しやすくなるので、セカンドボードとして活用するのもアリです！
大きい波の日はトライフィンで挑んで、小波で物足りないコンディションの日はクアッドフィンで挑むみたいな感じです。
まだクアッドフィンのサーフボードを持っていない人は、ぜひこの機会に手に入れて見てくださいね！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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