このようなお悩みを解決していきます!
この記事でわかること
- サーフィンにおけるパーリングについて
- サーフィンでパーリングしてしまう原因5選
- サーフィン初心者が効率よく上達するコツ3選
波にちょっと乗れるようになってくると、下記のような悩みが出てきます。
テイクオフしようとしても、ボードの先端部分が海面に刺さってしまい、パーリングしてしまう。
これはサーファーであれば、誰しもが通る道だといえます。
ですが今回の記事を読めば、10回中8回くらいパーリングしていたのが、10回中3回くらいのパーリング頻度になることでしょう。
3分くらいで読める内容になっています。ぜひ最後までお読みになってみてくださいね!
『サーフィン初心者におすすめのサーフボードを知りたい!』と思っている人は、こちらの記事を先に読んでみてください!
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【前提】サーフィンにおけるパーリングとは?
『パーリングって何ぞや?』という方に向けて、まず簡単に説明します。
パーリングとは、サーフボードのノーズ部分(先端部分)が海面に突き刺さり、転んでしまうことです。
例えば、傾斜のきつい波(掘れた波)に乗ろうとしていたり、サーフボードの乗る位置が間違っていたりすると、よくパーリングが起こります。
では具体的に、サーフィンのパーリングの原因について見ていきましょう。
サーフィンでパーリングしてしまう原因5選とは
サーフィンでパーリングしてしまう原因5選は、下記のとおりです。
サーフィンでパーリングしてしまう原因5選
- パーリングしやすい波を選んでいる
- テイクオフをする時に下を見ている
- サーフボードの重心より前側に乗っている
- 斜めテイクオフができていない
- パドルのスピードがついていない
それぞれ具体的に説明します。
原因①:パーリングしやすい波を選んでいる
1つ目の原因は、パーリングしやすい波を選んでいることです。
そもそもですが、波は2パターンに分かれます。
- タルい波(傾斜のゆるい波)
- 掘れた波(傾斜のきつい波)
タルい波(傾斜のゆるい波)
掘れた波(傾斜のきつい波)
賢い人であれば簡単にイメージできることでしょう。掘れた波だとサーフボードが刺さりやすいので、パーリングがしやすくなります。
なので、サーフィン初心者のうちはタルい波(傾斜のゆるい波)で練習するようにしましょう!
波質はサーフスポットによってまったく異なります。
タルい波(傾斜のゆるい波)で練習したいなら、初心者用のサーフスポットを調べるとすぐに出てくるので、おすすめです!
原因②:テイクオフをする時に下を見ている
2つ目の原因は、テイクオフをする時に下を見ていることです。
テイクオフ時に下を見てしまうと、重心が前に行ってしまい、ノーズが海面に沈んでしまいます。すると、いとも簡単にパーリングしてしまいます。
なので、基本的にテイクオフをするときは、進行方向を見るようにしましょう!
車の運転もそうですが、10m先の道路を見ていると事故してしまいますよね。なので常に『遠く、遠く』を意識して進行方向を見るのがおすすめです!
原因③:サーフボードの重心より前側に乗っている
3つ目の原因は、サーフボードの重心より前側に乗っていることです。
サーフボードの重心より前にヘソを置いてしまうと、サーフボードのノーズ部分が沈んでしまいます。
なので、重心の位置あたりに必ずヘソを置くようにしましょう!
原因④:斜めテイクオフができていない
4つ目の原因は、斜めテイクオフができていないことです。
というのも岸に向けてパドリングをしてしまうと、ノーズ部分が引っかかりやすくなり、すぐにパーリングしてしまうからです。
一方、斜めにテイクオフを行うと、ノーズ部分が引っかかりにくくなるので、テイクオフの難易度が下がります。
ゆっくりとブレイクするタルい波であれば、斜めテイクオフをしなくても大丈夫です。
しかし掘れた波になると、サーフィン上級者でも斜めにテイクオフしないと、パーリングしてしまいます。
なので、掘れた波でサーフィンする場合は、必ず斜めテイクオフをするようにしましょう!
原因⑤:パドルのスピードがついていない
5つ目の原因は、パドルのスピードがついていないことです。
というのもパドルのスピードがないと、推進力を得られず、ノーズが下がりがちになるからです。
ノーズが上がると、もうお分かりかと思いますが、パーリングする可能性が一気に下がります。
なのでパーリングしたくなければ、事前にしっかりパドルをして、スピードをつけて波に乗るようにしましょう!
サーフィン初心者が効率よく上達するコツとは?
では最後に、サーフィン初心者が効率よく上達するコツ3選を紹介します。
サーフィン初心者が効率よく上達するコツ3選
- 浮力のあるサーフボードで練習する
- 陸トレでサーフィンの動き方を癖づける
- とにかく高頻度で海に通う
それぞれ具体的に説明します。
コツ①:浮力のあるサーフボードで練習する
これは基礎中の基礎です。必ず浮力のあるサーフボードで練習するようにしましょう。
なぜなら浮力のないボード(=ショートボードなど)は中〜上級者用のボードであり、初心者にはハードルが高すぎるからです。
これはぼくの肌感ですが、ショートボードで1年間練習するのと、ミッドレングスなどの浮力あるボードで3~4ヶ月練習するのは、同じくらい成長できます。
というのも、浮力あるボードであれば下記のようなメリットがあるからです。
- 多くの波に乗れる(=練習頻度が多い)
- 安定感があるので初心者でも波に乗りやすい
- テイクオフが早いので波取りに勝ちやすい
要するに、ショートボードよりもたくさんの波に乗れるので、練習効率がグンと上がります。
なので初心者サーファーの方でペラペラのショートボードを乗っている方がいるのなら、なるべく早めに浮力のあるボードに乗り換えるようにしましょう!
初心者におすすめのサーフボードは、『初心者におすすめのサーフボード3選!60,000円以下で買えるコスパ最強ボード!』で紹介しています。
コツ②:陸トレでサーフィンの動き方を癖づける
他のスポーツと比べて、サーフィンの上達が遅い理由。それが何だかわかりますか。
それは反復練習がしにくいことです。
そこで1つ朗報です。実はサーフィンの乗り心地と似ているスケボーがあるんです。
あなたが本気で上手くなりたいと考えているのであれば、サーフスケートを使って練習するのもおすすめです!
というのもサーフスケートでライディングの動きを癖づけることで、波に乗った時にスムーズに乗りこなすことができるからです。
サーフスケートの陸トレを行っておくだけでも、成長スピードは2~3倍はまちがいなく変わってきます。気になる方はぜひチェックしてみてください!
コツ③:とにかく高頻度で海に通う
どれだけ頭の中でサーフィンのイメージが出来ていたとしても、実際に海でやってみないことにはサーフィンは上手くなりません!
なので効率よく上達したいのであれば、高頻度で海に通うようにしましょう!
初心者のうちは、『波が良いから、今日はサーフィンにいく!』と決めるのではなく、どんなコンディションでも海に通い続けることが大事です。
なぜなら波が良い日は、サーファーがたくさん集合してきて、波の取り合いになる可能性が大だからです。正直いって初心者サーファーが波取りを挑んだところで、ほとんどの波を乗り倒されるだけです。
なのでコンディションに関係なく、自分のキャパで対応できる波であれば、基本的に海に出向くようにしましょう!
すると短期間でサーフィンの動き方が身につき、急成長を遂げられますよ。
【まとめ】サーフィンのパーリングはすぐに改善できる!
今回は、サーフィンのパーリングの原因について詳しく見てきました。
サーフィンでパーリングしてしまう原因5選
- パーリングしやすい波を選んでいる
- テイクオフをする時に下を見ている
- サーフボードの重心より前側に乗っている
- 斜めテイクオフができていない
- パドルのスピードがついていない
上記にあるとおり、サーフィンでパーリングしてしまう原因は明確です。
なので該当すると思った部分を、1つずつ潰していけば、おのずとパーリングの回数は減っていくはずです。
特に初心者サーファーの場合、『パーリングしやすい波を選んでいる』や『テイクオフをする時に下を見ている』などが該当しているケースが多いです。
まずは自分がパーリングしたときを振り返ってみて、どこが間違っているのかを確認してみましょう!
テイクオフも高頻度でミスしてしまうという方は、『【初心者向け】サーフィンのテイクオフで立てない原因3つとは|3つの解決策も教えます!』も参考にしてみてくださいね!
【初心者向け】サーフィンのテイクオフで立てない原因3つとは|3つの解決策も教えます!
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