このようなお悩みを解決していきます!
この記事で学べること
・サーフボードの平均的な重さについて
・軽いサーフボードのメリット・デメリット
・重いサーフボードのメリット・デメリット
・初心者は『軽いボード』と『重いボード』のどちらがおすすめなのか
サーフボードは多種多様であり、重たいボードがあれば、軽いボードも存在します。
そしてサーフィン初心者が思うことはただ1つ。『重たい方が良いの?それとも軽い方が良いの?』ということ。
そこで今回は、サーフボードの平均的な重さを紹介したうえで、軽いサーフボードのメリット・デメリット・重いサーフボードのメリット・デメリットを紹介していきます。
『どのようなボードを購入しようかな〜』と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでいってみてくださいね!
サーフボードの『長さ』や『幅』や『厚さ』が異なることによって、どのような特徴を持つサーフボードになるか知りたい方は、ぜひ以下のリンクを先に読んでみてくださいね!
>>【重要】サーフボードの性質は『長さ』と『幅』と『厚み』の3要素で決まる!
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【疑問】サーフボードの重さってどのくらい?
では早速、サーフボードの重さについて見ていきます。
サーフボードは素材によって重さが異なるので、有名どころである『PU』や『EPS』や『ソフト』に分けて説明していきます。
ちなみに『PU=ポリウレタンを発砲させて形成したもの』であり、『EPS=発泡スチロール』のことです。
ショートボード(PU素材)
PU素材のショートボードですが、3.0~3.5kgが平均になります。
関連記事:【初心者向け】サーフボードのPUとEPSはどちらがおすすめ?3つの違いを徹底解説!
【初心者向け】サーフボードのPUとEPSはどちらがおすすめ?3つの違いを徹底解説!
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ショートボード(EPS素材)
EPS素材のショートボードですが、3.0kg前後が平均になります。
EPSのサーフボードは主な材料が発泡スチロールであり、発泡スチロールは体積のうち98%が空気です。
そのため、EPS素材のサーフボードは軽くなる傾向があります。
関連記事:【初心者向け】サーフボードのPUとEPSはどちらがおすすめ?3つの違いを徹底解説!
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ショートボード(ソフト素材)
ソフト素材のショートボード(=ソフトボード)ですが、4.0kg前後が平均になります。
ソフトボードは『ソフトボード』と『ソフトトップサーフボード』の2種類がありますが、EPSタイプのハードボードのデッキ面をソフト加工した『ソフトトップボード』が重い傾向にあります!
関連記事:【初心者向け】ソフトボードのメリット5選とデメリット3選とは
【初心者向け】ソフトボードのメリット5選とデメリット3選とは
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サーフボードが軽いメリット・デメリット
これまで『PU』や『EPS』や『ソフト』の重さについて、説明してきました。
次に、サーフボードが軽いことによるメリット・デメリットを紹介していきます。
サーフボードが軽いメリット3選
まずサーフボードが軽いメリットですが、下記の3つになります。
サーフボードが軽いメリット3選
- 移動や持ち運びが楽
- パドルの漕ぎ出しが早い
- テイクオフが早い
当たり前ですが、サーフボードが軽いと持ち運びが便利になります。
『自宅から車まで』や『駐車場からサーフスポットまで』など案外サーフボードを持って歩くことは多いです。
特に駐車場から海までが遠い場合、サーフボードを持ちながら10分近く歩くことも、、、
そういった状況でも、EPSなどの軽いサーフボードであれば問題なく持ち運ぶことができます。
また軽いサーフボードはパドルの初速が早いので、テイクオフも有利です。
そのため、波がきて同じタイミングでパドルを始めたとしても、軽いボードの方に利があります!
サーフボードが軽いデメリット3選
次にサーフボードが軽いデメリットですが、下記の3つになります。
サーフボードが軽いデメリット3選
- 風の強い日のサーフィンに向いてない
- 安定性がないので初心者が乗りこなすのは難しい
- ライディング中に失速しやすい
サーフボードが軽いと、風に煽られてボードがボトムに降りにくくなるので、強風の日には向いていません。
これは『慣性の法則』に基づいており、質量が軽いと物体の速度が変化しやすいことに起因しています。
つまり軽いサーフボードは加速しやすいが、失速もしやすい。逆に重いサーフボードは一度スピードがつけば失速しにくいという特徴を持っています。
またサーフボードが軽いと、大きい波の力でボードが弾き飛ばされる可能性がでてきます。
そういった意味では、軽いボードは比較的小さめの波の時におすすめです!
サーフボードが重いメリット・デメリット
次に、サーフボードが重いことによるメリット・デメリットを紹介していきます。
サーフボードが重いメリット3選
サーフボードが重いメリットですが、下記の3つになります。
サーフボードが重いメリット3選
- 風の強い日でもサーフィンができる
- 安定感があるので初心者でも乗りやすい
- スピードが出やすい
ボードの重さがあると、風に煽られることも少なくなるので、風の強い日でもサーフィンができるようになります。
また何といっても、重いサーフボードは軽いサーフボードと比べて安定感があります。
そのため、パドルやテイクオフに関しても安定しているので、初心者でも余裕をもってサーフィンすることができます。
パドルやテイクオフはサーフィンの基本動作なので、初心者のうちは安定したボードに乗って練習するのがおすすめ!
基本的なサーフィンの練習をするには、質量がありズッシリしているサーフボードが最適ですね。
サーフボードが重いデメリット3選
次にサーフボードが軽いデメリットですが、下記の3つになります。
サーフボードが重いデメリット3選
- 持ち運びが不便
- パドルの漕ぎ出しが遅いのでテイクオフに不利
- レスポンスが遅いので板を動かすのが難しい
言わずもがな、サーフボードが重いと持ち運びが大変になります。
また『慣性の法則』により、質量が重いと物体の速度が変化しにくいので、パドルの漕ぎ出しがおそい特徴があります。
軽いサーフボードと重いサーフボードだと、スピードが付きやすいのが軽いボード!そのため、テイクオフで不利になるケースが多い。
また初心者にはあまり関係ないですが、レスポンスが遅いので板を動かすのが難しいというデメリットも存在します。
これはサーフィン中級〜上級になって技ができるようになったあたりから、気にしたいポイントですね。
【個人的な意見】重たいサーフボードの方が便利!
これは超個人的な意見ですが、重たいサーフボードの方が使い勝手が良いです。
なぜなら重たいサーフボードであれば強風コンディションでも、サーフィンを楽しめるからです。
ぼくは現在、サーフィンをしながら車中泊で日本一周をしています。なのでサーフボードを積める本数も限られています。
そしてつい最近まで、EPSサーフボードを2本積んでサーフィンしていましたが、これがまた不便なんです。
ちょっとでもオフショアが強い日だと、テイクオフしても板が降りていかない。これではサーフィンがまったく楽しくありません!
例えば、毎回サーフィンに行く時は、重たいボード(PUやソフトボード)と軽いボード(EPS)を一緒に持っていくのであれば、話は別です。
風が弱いコンディションのときは軽いボードを使い、風が強いコンディションのときは重いボードを使うなどの、使い分けができるからです。
ですが一本しか持っていかないとなれば、、、。
軽いボードより、重いボード1本を持っておいた方が圧倒的に便利
と断言できます!
もしどのような状況でも潰しの効くボードが欲しいと思っているならば、重さのあるサーフボードを選ぶようにしましょう!
初心者には重さのあるサーフボード(=ソフトボード)がおすすめ!
これまで軽いサーフボード・重いサーフボードのメリットやデメリットについて紹介してきました。
じゃあ初心者におすすめのサーフボードって何なの?って話ですが、結論をいうと『ソフトボード』がおすすめです!
おすすめな理由は、下記のとおり。
- 安定感があるボードは波に乗りやすいから
- リペア(修理)する機会が少ないから
- 怪我するリスクが低いから
それぞれ具体的に説明します。
サーフィン初心者から評判のおすすめのソフトボードは、『【2023年版】サーフィン初心者におすすめのソフトボード5選』にまとめています。
【2024年版】初心者におすすめのソフトボード5選!後悔しない選び方とは?
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理由①:安定感があるボードは波に乗りやすいから
1つ目の理由は、安定感があるボードは波に乗りやすいからです。
下記はソフトボードに乗った時の動画ですが、ボードが重たいことでライディングが安定しているのがわかると思います。
安定感があるとテイクオフやパドルが楽になるので、『波に乗れる回数が増える』→『レールワークを徐々に覚える』→『サーフィンが上手くなる』という良い循環を生み出してくれます。
なので初心者こそ、安定感のあるソフトボードがおすすめです!
理由②:リペア(修理)する機会が少ないから
2つ目の理由は、リペア(修理)する機会が少ないからです。
ソフトボードは外側がクッション素材で覆われているので、リペアしないといけないような傷がほとんどできません。
毎回毎回リペアをしていると、その度に3,000~4,000円払わないといけなくなります。勿体ないし、イチイチ持っていくのが面倒ですよね。
サーフィン初心者のときは、海の中でパーリングしたり、周りにいる人にサーフボードをぶつけてしまったり、持ち運ぶ時に壁にぶつけたり、とサーフボードを傷つける可能性が極めて高いです。
なので最初は、リペアをする機会が少ないソフトボードから始めるのがおすすめです!
理由③:怪我するリスクが低いから
3つ目の理由は、怪我するリスクが低いからです。
先ほども説明したとおり、ソフトボードは外側がクッション素材で覆われているからです。
サーフィン初心者だと、下記のようなケースで怪我をする・させることがあります。
- パーリングした時に飛んだ板が自分に降ってくる
- ライディング途中に転けた時に板が自分に刺さる
- ライディング時に周りの人を轢いてしまう
ハードボードだと最悪の場合、骨折などもありえます。しかしソフトボードであれば大体のケース、打撲で終わります。
またソフトボードだと怪我をさせるリスクを避けられるので、トラブル発展になることも少ないです。
サーフィン初心者の頃は何かと事故が多いですが、ソフトボードであれば安心ですね!
>>【2023年版】サーフィン初心者におすすめのソフトボード5選
【2024年版】初心者におすすめのソフトボード5選!後悔しない選び方とは?
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サーフボードに関するよくある質問
最後に、サーフボードに関するよくある質問に答えていきます。
サーフボードに関するよくある質問
- ロングのサーフボードの重さはどれくらい?
- サーフボードを選ぶときに『身長』は考慮するべきですか?
- サーフボードの『幅』による影響って?
ロングのサーフボードの重さはどれくらい?
長さにもよりますが、5~10kgあたりのロングボードが一般的です!
ショートとは長さがまったく違うだけあって、ショートボードの重さの2〜3倍もあります!
サーフボードを選ぶときに『身長』は考慮するべきですか?
考慮するべきです!
なぜならサーフボードの長さがあると、浮力があって安定感に優れており、パドルのスピードも出やすくなるからです。
ちなみに日本人の平均身長である156~170㎝であれば、下記の長さのサーフボードがおすすめです!
- 初心者レベル:180~200cm
- 中級者:170~180cm
つまり初心者であれば身長プラス20~30㎝以上のサーフボード、中級者であれば身長プラス10㎝以上くらいが最適になります!
サーフボードの『幅』による影響って?
サーフボードの『幅』による影響は、下記のとおりになります。
- 幅が狭い場合:レールの切り返しが早くなるので、サーフボードのコントロール性が上がる
- 幅が広い場合:浮力が増えるので安定感が増して、全体的にスピードが上がる
上記では簡単にまとめましたが、サーフボードの『幅』による乗り心地の変化はもっと奥が深いです。
興味のある方は、ぜひ以下の記事を見てみてくださいね!
>>【重要】サーフボードの性質は『長さ』と『幅』と『厚み』の3要素で決まる!
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【まとめ】サーフボードの重さはライディングに影響する!
今回はサーフボードの重さ・重さによるライディングへの影響について説明してきました。
ついサーフボードを選ぶ時に『長さ』や『幅』や『厚さ』に目が行きがちですが、実は重さもそれと同様にライディング影響してきます。
関連記事:【重要】サーフボードの性質は『長さ』と『幅』と『厚み』の3要素で決まる!
例えば初心者がEPSの軽いボードに乗っていると、ライディングが不安定になったり、ライディング中に失速してしまったりして苦戦することでしょう。
基本的にサーフィン初心者はパドルやテイクオフが安定していないので、ボードがずっしりしていないと波に乗ることすら難しいです。
サーフィンの上達スピードはボード選びで8割決まります、まだ悩んでいる方は重いサーフボードを選ぶようにしましょう!
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