このようなお悩みを解決していきます!
この記事で学べること
・サーフボードのワックスの役割
・ワックスを塗るときに必要なアイテム3選
・サーフボードのワックスを塗る手順3つ
・サーフボードのワックスを塗る際の注意点2つ
サーフボードは何も塗らないで海に入るとツルツル滑ってしまい、テイクオフ(ボードの上に立つこと)すら出来ません。
では何が必要なのか。それが『ワックス』になります。
サーフボードにワックスを塗ることで、グリップ力を高めることに繋がり滑らなくなります。
ただ、サーフィン初心者の頃はワックスの正しい塗り方がわからず、まったく意味のない塗り方をしている人もたくさんいます。
そこで今回は、サーフボードの正しいワックスの塗り方を8枚の画像を使いながら具体的に説明していきます。
ワックスを塗るのが初めての方は、ぜひ一緒にワックスアップしていきましょう!
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クーポンの利用方法は、以下の記事で詳しく説明しています!
>>【2023年版】ビーチアクセスのクーポンコード(5%OFF)の利用方法
【前提】サーフボードのワックスの役割とは
『サーフボードになぜワックスを塗るの?』と疑問に思っている方が多いので、まず答えていきます。
ワックスは簡単にいうと『滑り止めのアイテム』であり、ワックスを塗ることでパドルやテイクオフの際に滑らないようになります。
サーフボードにワックスを塗らないとパドルさえまともに出来ないので、必ずサーフィンする前に塗るようにしましょう!
ちなみに僕はサーフィン初心者の頃、ワックスを全く塗らずに入ってしまい、1回も乗れずに帰宅した経験があります。笑
サーフボードのワックスを塗るのに必要なアイテム2選
サーフボードのワックスを塗るのに必要なアイテムは、下記の2つになります。
サーフボードのワックスを塗るのに必要なアイテム2選
- ベースコートワックス
- トップコートワックス
それぞれ具体的に説明します。
サーフィン用のワックスは2022年後半ごろから値上がりしているので、まだワックスを購入していない方は、以下の記事を参考にして自分に合ったワックスを選んでみてください!
>>【2023年版】サーフィン用ワックスの値上げ一覧|2つの対策方法も教えます!
アイテム①:ベースコートワックス
ベースコートワックスとは、下地になるワックスのことです。
『なにの下地?』というと、トップコートの下地です。基本的にベースコートワックスはトップコートワックスの下に塗ります。
ちなみにベースコートワックスは1番最初に塗るだけであり、次にワックス張り替えるときまでは一切使いません。
個人的におすすめのベースコートワックスは、比較的リーズナブルな『SEX WAX』になります。
アイテム②:トップコートワックス
トップコートワックスとは、ベースコートの上に乗せるワックスのことです。
イメージとしては下記のとおり。
そしてトップコートワックスはベースコートワックスと異なり、下記のような特徴があります。
- 季節(海水温)によって使い分ける
- 毎回、海に入るまえにトップコートは塗らないといけない
基本的には、海水温に応じて『Cold』と『Cool』と『Warm』と『Tropical』の4種類に分かれています。
そしてトップコートは毎回塗らないとグリップ力が落ちてくるので、海に行くときは常に持参するようにしましょう!
個人的におすすめのトップコートワックスは、比較的リーズナブルな『SEX WAX』になります。
サーフボードのワックスは季節によって異なる!
先ほども簡単に説明しましたが、トップコートワックスは水温に応じて変える必要があります。
オーソドックスな分け方だと下記の4種類。
- Cold:水温が15℃以下
- Cool:水温が14℃〜19℃
- Warm:水温が19℃〜24℃
- Tropical:水温が24℃以上
(引用元:Sticky Bumpsの公式サイトより)
夏用のワックスは固めになっており、冬用のワックスは柔らかめになっています。
違う季節のワックスを塗ってしまうと、サーフィンのパフォーマンスが著しく低下するので注意しましょう!
水温が微妙なラインのときは、なるべく高い水温用のワックスを塗っておけば無難です。
なぜならトップコートワックスは、【トロピカル】→【ウォーム】→【クール】と水温が高い順に重ね塗りができるから。
サーフボードにワックスを塗る手順3つ
では本題の、サーフボードにワックスを塗る手順3つを説明していきます。
サーフボードにワックスを塗る手順3つ
- 汚くなったワックスを剥がす
- ベースコートワックスを塗る
- トップコートワックスを塗る
それぞれ写真を使いながら、具体的に説明します。
手順①:汚くなったワックスを剥がす
今回サーフボードに初めてワックスを塗るという方は、この手順を飛ばしてもらってOKです。
サーフボードにワックスが塗布されている方は、まずワックスを剥がす手順から始めていきます。
ワックスの剥がし方を本記事で説明すると大ボリュームになってしまうので、以下の記事に詳しくまとめています。
>>【簡単】サーフボードのワックスの剥がし方|初心者でも30分で出来る!
【簡単】サーフボードのワックスの剥がし方|初心者でも30分で出来る!
続きを見る
手順②:ベースコートワックスを塗る
ワックスを綺麗に剥がせたら、ベースコートワックスを塗っていきます。
ベースコートワックスは下地になるワックスであり、この部分を疎かにするとトップコートワックスの乗りが悪くなってきます。
ショートボーダーであればワックス全体の1/3、ロングボードであれば2/3ほど使うようにしましょう!
では具体的にワックスの塗り方について、説明していきます。
①まず格子状にワックスでラインを引きます。
格子状にしておくことでワックスの凹凸ができやすくなり、グリップ力が上がります。
ちなみに格子状に線を引くときですが、ワックスの角を使って塗るようにしましょう!
格子状に2~3回重ね塗りができたら、次は格子状の上に円を描くようにワックスを塗っていきます。
円を描くときには、ワックスの面を使って塗るようにしましょう!
円を描くようにワックスを塗っていき、下記のようにつぶつぶのダマが出来てきたらベースコートワックスは終了です。
手順③:トップコートワックスを塗る
ベースコートが塗り終われば、トップコートワックスを塗っていきます。
ベースコートの塗り方ですが、先ほどと同じく円を描きながら、ベースコートの上塗りをしていきます。
ただ1つ注意点があり、トップコートワックスは海に入る前に毎回塗ります。なので少量でOKです。
ワックスの面を使いながら、力を入れずに押し当てる感じで塗っていきます。そして完成です。
サーフボードのワックスを塗る際の注意点2つ
最後に、サーフボードのワックスを塗る際の注意点2つを紹介しておきます。
サーフボードのワックスを塗る際の注意点2つ
- 足の着く部分はしっかりワックスを塗る
- 涼しいところでワックスを塗る
それぞれ具体的に説明します。
注意点①:足の着く部分はしっかりワックスを塗る
1つ目の注意点は、足の着く部分はしっかりワックスを塗ることです。
なぜならワックスは滑り止めであり、1番滑らないようにしておかないといけないのがテイクオフ直後の足の位置だからです。
他の部分の1.5倍ほどワックスを塗っておけば、グリップ力も増すのでおすすめです!
ということで、足の着く部分はワックスを多めに塗るようにしましょう!
注意点②:涼しいところでワックスを塗る
2つ目の注意点は、涼しいところでワックスを塗ることです。
なぜならワックスは熱に弱く、暖かいところでワックスを塗っていると溶けてしまい、綺麗に仕上げることができないからです。
ワックスを塗っているとき普通ならば『ゴリゴリゴリ』と音がしますが、暖かいところで塗っていると音がしません。
もしワックスを塗っているときに音がならないなと感じたら、それは温度が高すぎる可能性が高いです。
そういった時は、涼しいところに移ってワックスを塗るようにしましょう!
【まとめ】サーフボードのワックスの塗り方は簡単!
今回はサーフボードのワックスの塗り方について説明してきました。
1回やり方を覚えば、ワックスを塗るのは超簡単です。ただ、毎回毎回ワックスを剥がして、塗るのはけっこう面倒臭いです。
そんな方におすすめなのが、ワックス不要のサーフボード(=Wax Freeのサーフボード)です。
ワックス不要のサーフボードは、日本初のサーフブランドである『Beach Access』で販売されています。
ぼくも実際にBeach Accessのサーフボードに乗っていて、そのレビューも書いています。興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!
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