このようなお悩みを解決していきます!
この記事で学べること
・サーフボードの原価について
・サーフボードが日本で高く売られている理由
・サーフボードを安く買うコツ3選
サーフィンを始めるなら、まず揃えるべきは『サーフボード』だと思います。
しかし実際にサーフボードの料金を調べてみると、新品で10万円以上するボードがザラにあり『高いな〜』と感じますよね。
ですが、こんなにサーフボードが高いのは日本という国だけです。
そこで今回はサーフボードが日本で高く売られている理由、またサーフボードを安く購入する方法を紹介していきます。
サーフボードの原価など若干グレーな部分にも触れていくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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【前提】サーフボードの原価とは
サーフボードの原価ですが、上記の動画でより詳しく説明されています。
サーフボードの作成には次の4つが必要ですが、費用はそれぞれ下記のとおりです。
- PUブランクス:65ドル(8,450円)
- ポリエステル樹脂(レジン):43ドル(5,590円)
- ガラスクロス:24ドル(3,120円)
- フィンボックス:16ドル(2,080円)
※1ドル=130円で計算しています
合計すると、148ドル(=19,240円)ほどですね。
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なのでロングボードやミッドレングスなら、もう少し原価が上がると考えておきましょう!
サーフボードが日本で高く売られている3つの理由
サーフボードの原価について見てきましたが、日本ではサーフボードの新品が10万円以上に売られていますよね。
そこで起こる疑問といえば、『なんでこんな日本のサーフボードは高いの?』だと思います。
実際、オーストラリアでは有名ブランドのサーフボードが6万円ほどで売られています。
そこで『サーフボードが日本で高く売られている理由』について詳しく掘り下げていきます。
理由①:『Made in 海外』のボードが多いから
サーフボードの価格が高い1つ目の理由は、『Made in 海外』のボードが多いからです。
例えばアメリカ産のサーフボードを購入するには、『アメリカ』→『日本』への輸送費が必要になってきますよね。
海をわたるときは飛行機や船の輸送費が必要であり、陸地をわたるときはトラックなどが必要になってきます。
このように仲介手数料が原価のうえにガンガン乗っかってくるので、日本のサーフボードの価格は割高になっています。
理由②:日本の人件費が高いから
サーフボードの価格が高い2つ目の理由は、日本の人件費が高いからです。
サーフボードはどのような場所で売られているか。ムラスポなどのスポーツ量販店やサーフショップが想像しやすいと思います。
つまり、必ずサーフボードを売る人間がいますよね。それはすなわち人件費が掛かることを指します。
時給が1,000円と考えて8時間働けば8,000円も人件費がかかります。ですがサーフボードは1日に1本でも売れればいいレベルです。
こう考えると、原価に2~3万円乗っけてサーフボードを売ったとしても、すべて人件費に取られてしまって企業に利益は残らなさそうですよね。
なので、日本のサーフボードは割高になりがちです。
理由③:サーフボード以外の商品で利益を取れないから
サーフボードの価格が高い3つ目の理由は、サーフボード以外の商品で利益を取れないからです。
というのも海外であればサーフショップでアパレルが売れますが、日本ではサーフショップでアパレルを購入する人がほとんど居ません。
つまりサーフショップなどの利益の源は、サーフボードの販売利益になってくるわけです。
サーフボードで利益を出さないと赤字経営になってしまい、倒産してしまう可能性も出てくるわけです。
そのため、日本のサーフショップではサーフボードに『販売利益』を大幅に乗っけて売り出されています。
サーフボードを安く買うコツ3つとは
『どうやったらサーフボードって安く買えるの?』というのが、あなたの本音ではないですか。
そこで最後に、サーフボードを安く買うコツ3つを紹介します。
サーフボードを安く買うコツ3つ
- 『Made in 日本』のボードを購入する
- ネットショップから購入する
- ハードボードでなくソフトボードを購入する
それぞれ具体的に説明します。
コツ①:『Made in 日本』のボードを購入する
1つ目のコツは、『Made in 日本』のボードを購入することです。
日本のサーフボードが高い理由を見てくれた方はわかると思いますが、日本産のサーフボードであれば輸送費を抑えることができます。
そのため、より原価にちかい価格での提供が可能になります。
また『Made in 日本』だと、輸送する際につく傷やなどの心配も少ないので安心です。
コツ②:ネットショップから購入する
2つ目のコツは、ネットショップから購入することです。
なぜなら店頭でサーフボードを購入するのと比べて、ネットショップは人件費がかかりにくい傾向があるからです。
実際に日本発のサーフブランドである『Beach Access』のネットショップを見るとわかりますが、新品ボードが5~6万円で購入できてしまいます。
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そのため、サーフボードを安く購入したいのならネットショップから購入するようにしましょう!
コツ③:ハードボードでなくソフトボードを購入する
3つ目のコツは、ハードボードでなくソフトボードを購入することです。
というのもハードボードは人間がシェイプに関わるにの対して、ソフトボードは基本的にマシンシェイプであり人件費が掛かりにくいからです。
そのため、ソフトボードはハードボードの半額ほどの値段で売られています。
『いやいや、ハンドシェイプじゃないと質が落ちるんじゃ、、』と思われるかもしれないですが、サーフィン初心者のうちはほとんど性能の違いに気づきません。
またソフトボードが初心者におすすめな理由は、それ以外にも2つあります。
ソフトボードがサーフィン初心者におすすめな理由
- サーフィンの上達スピードが早い
- リペア代がかからない
ソフトボードは浮力があるので多くの波に乗れるので上達スピードが早く、かつ外側がクッション素材で覆われているのでリペア代(=修理代)もほとんど掛かりません。
そのため、サーフィン初心者にはソフトボードがおすすめです!
サーフィン初心者におすすめのソフトボードは、『【2023年版】サーフィン初心者におすすめのソフトボード5選』にまとめています。
【2024年版】初心者におすすめのソフトボード5選!後悔しない選び方とは?
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【まとめ】サーフボードの価格は高いので購入する際は注意しよう!
今回は、サーフボードの価格が高い原因について説明してきました。
サーフボードの価格が高い原因
- 『Made in 海外』のボードが多いから
- 日本の人件費が高いから
- サーフボード以外の商品で利益を取れないから
サーフボードは日本でサーフィンが流行りだした頃(=1970年代)からほとんど価格が変わっていません。
そのため、これから急にサーフボードの値段がガクッと下がることはあまり想定できません。
とは言っても、いきなり10万円以上のお金をはたいて新品のサーフボードを購入するのは勇気がいりますよね。
なので個人的にはソフトボードなどの値段が安いボードを選ぶ、もしくはメルカリなどで中古のサーフボードを購入することをおすすめします!
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