- 車中泊で風呂に入れない時の対処法を知りたい!
- 温水シャワーを安くDIYできる方法ないかな〜
- 誰でも作れる温水シャワーの作り方を知りたい!
このような悩みを解決します。
この記事で学べること
- 温水シャワーに必要なアイテム7選
- 温水シャワーに必要な工具
- 温水シャワーを作る手順について
この記事を書いているぼくは2022年の1月よりバンライフで日本一周をしています。
銭湯だけでなく、自作の温水シャワーを利用してお風呂は済ませています。
コロナが流行っている、このご時世、銭湯が営業停止になっているところも多いですよね。
ゆえに車中泊をしていて「さあ風呂いこか!」ってなっても、近くに行けるところがないってなること多くないですか?
ぼくはそれを何度か経験して、「自分でシャワールーム作った方がよくないか?」って結論に至りました。
今回の記事では同じように悩む方に向けて、車中泊で使える温水シャワーの作り方を伝授していきたいと思います。
工作にかかる時間ですが、必要なものさえ揃えばDIY自体は、20~30分くらいで終わる内容となっています。
「文章で見るのが面倒くさい〜』って方は、YouTubeにDIYの動画を載せているので、参考にしてみてください。
まだポータブルシャワーの作り方知らない!って方は、必ずこちらも見てみてください!今回の温水シャワーのDIYとポータブルシャワーのDIYを同時にやることでより完璧なシャワールームを作れます!
【5分で完成】サーフィン後に使える自作シャワーの作り方3STEP
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それでは早速説明していきますね。
車中泊で使える温水シャワーに必要なアイテム
温水シャワーに必要なアイテムですが、以下になります。
温水シャワーに必要なアイテム6選
- ポリタンク
- プロテクターヒーター
- 温度コントローラー
- インバーター
- 電源ACケーブル
- 収縮チューブ
それぞれ説明します。
アイテム①:ポリタンク
温水シャワーの水を貯めるのに必要なのがポリタンクです。
※ただ今回のDIYでは使いません。温水シャワーを使うのに必須になります。
10L〜20Lくらいの容量があれば、温水シャワーを使うには十分です。
元々ぼくは18Lのポリタンクを使っていましたが、持ち運びが大変なので10Lに入れ替えました。下記がぼくが使っているポリタンクです。
アイテム②:プロテクトヒーター
次は、今回の主役である水を温めてくれるプロテクトヒーターです。
これまでも湯沸かし太郎みたいなアイテムがありましたが、25000円くらいするのでとにかく値段が高かったですよね。
ですが、ニッソーが発売しているプロテクターヒーターが破格の値段で売っているんです。なんと3240円!
まだ持っていない人は、温水シャワーに必須のアイテムなので手に入れておきましょう。
アイテム③:温度コントローラー
次は温度を制御してくれる絶対的エースの温度コントローラーですね。
プロテクトヒーターだけだと水温が調節できず、火傷するレベルの熱湯ができあがる可能性がありますよね。
なので、温度コントローラーで40度くらいに調節して、シャワーが浴びやすい温度にすることが大事です。
アイテム④:インバーター
あとは車中泊をして温水シャワーを使うのであれば、必要になるのがインバーターになります。
インバーターとは直流を交流に変換する装置のことを指します。周波数を変えることで電気の使用できる幅を広げれます。
インバーターがあることで初めて、車内でも家電製品が使えるようになるので、必ず購入するようにしましょう。
そもそも車の中で家電製品使えるよ!って方はインバーターは必要ないです。
アイテム⑤:電源ACケーブル
このあと説明しますが、DIYで必要になるのが電源ACケーブルです。
全然安いもので問題ないので、用意しておきましょう。
アイテム⑥:収縮チューブ
収縮チューブもDIYで必要になってくるので購入しておきましょう。
銅線と銅線を繋ぐためのアイテムで、ライターやドライヤーなどの加熱するものがあれば使えます。
太さが何種類かあるので、2.0mmのものを選ぶようにしましょう。
温水シャワーを作るのに必要な工具3つ
では次に温水シャワーをDIYするのに必要な工具ですが、以下の3つです。
必要な工具3つ
- ニッパ
- クリンピングプライヤー
- ドライヤー or ライター or チャッカマン
それぞれ簡単に説明します。
工具①:ニッパ
配線を切断するのに必要なのがニッパになります。
こちらもDIYする時に、必要なので準備しておきましょう。
ですが配線をカットするのは、2〜3回しかないので、安いやつで問題ないです。
工具②:クリンピングプライヤー
最後に必要なのが、銅線と銅線を繋ぐのに必要なクリンピングプライヤーになります。
これがあれば細い線の切断や、圧着ができるので何かと便利です。
先ほども説明したとおり、ギボシ端子などと一緒に入っているターミナルセットがあるので、持っていない人はそちらがおすすめです!
工具③:ドライヤー or ライター or チャッカマン
DIYの工程で収縮チューブを熱するのに使うので、どれか1つを用意しましょう。
DIYの時間を短縮化できるので、個人的にはライターやチャッカマンがおすすめです。
車中泊で大活躍の温水シャワーを作る手順5ステップ
温水シャワーを作る手順は以下の5ステップです。
温水シャワーを作る手順
- 電源ACケーブルを半分に切って銅線を1cmくらい出す
- 4~5cmの収縮チューブを4本作る
- 電源ACケーブルと温度コントローラーを接続する
- 収縮チューブを加熱する
- プロテクトヒーターを温度コントローラーと繋ぐ
それぞれ説明します。
ステップ①:電源ACケーブルを半分に切って銅線を1cmくらい出す
必要なモノ
- 電源ACケーブル
- ニッパ
- クリンピングプライヤー
まずは電源ACケーブルをちょうど半分あたりで切断します。
切断した後はケーブルを2つに分けるために、先端から3~4cmほどくらい引き裂きましょう。はじめに分かれ目にハサミで切り口を入れておくとやり易いです。
そしてケーブルの皮を1cmほど剥いていきます。
ステップ②:4~5cmの収縮チューブを4本作る
必要なモノ
- 収縮チューブ
- ハサミ
絶対に忘れたらいけないのが、4~5cmほどの収縮チューブを4本作ることです。
次のステップの電源ACケーブルと温度コントローラーの接続で必要になるので、必ず準備しておきましょう。
普通にハサミとかで切ってもらって大丈夫です!
ステップ③:電源ACケーブルと温度コントローラーを接続する
必要なモノ
- 電源ACケーブル
- 温度コントローラー
- クリンピングプライヤー
次は、先ほどまっぷたつに切断した電源ACケーブルと温度コントローラーを接続していきます。
温度コントローラーに被覆がついていると思いますが、すべて不要なので4つとも取っておきましょう。
温度コントローラーの裏側にINとOUTという文字がありますが、IN側に電源ACケーブルのコンセントの挿す方、OUT側に電源ACケーブルのコンセントの挿される側を
接続していきます。
ひとつ注意点で銅線と銅線を繋ぐ前に、かならず収縮チューブを温度コントローラーに通すようにしておきましょう。
銅線同士を先に繋げてしまうと、収縮ケーブルを被せれなくなってしまいます。
収縮チューブを通したら、銅線と銅線が外れないように、しっかり絡ませながらねじっていきます。
で以下のように、引っ張っても外れないようになったらOKです!
ステップ④:収縮チューブを加熱する
必要なモノ
- ドライヤー or ライター or チャッカマン
温度コントローラーと電源ACケーブルが繋ぎ終わったら、元々通していた収縮チューブを銅線部分までスライドさせましょう。
今回DIYで使っている収縮チューブは熱することで縮むので
- ドライヤー
- ライター
- チャッカマン
などを使用して、収縮チューブのあたりを70度以上で温めましょう。
こんな感じで、銅線に収縮チューブが密接するようになればOKです!
ステップ⑤:プロテクトヒーターを温度コントローラーと繋ぐ
必要なモノ
- プロテクトヒーター
- 温度コントローラー
ここまで来れば、ほとんどDIYは終了になります。
あとはプロテクトヒーターのコンセントを温度コントローラーのコンセントの挿し口に挿しましょう!
これでDIYは完成です。出来上がったアイテムをこれより『温水化セット』と呼びます。
車中泊で温水シャワーを使う手順とは
温水シャワーを使う手順は以下の通りになります。
温水シャワーを使う手順
- ポリタンクの中にプロテクトヒータを沈める
- インバーターと温水化アイテムを接続して電源をONにする
- 温度コントローラーの調整をして、30~60分待機
- ポータブルシャワーをセットする
それぞれ説明します。
STEP①:ポリタンクの中にプロテクトヒータを沈める
まずはプロテクトヒーターを沈めていきます。
プロテクトヒーターを水中に沈めずに電源を入れてしまうと、空焚きしてしまって危険です。なのでまず最初にプロテクトヒーターを沈めておきましょう。
STEP②:インバーターと温水化アイテムを接続して電源をONにする
プロテクトヒーターを沈めたら、次は温水化アイテムのコンセントをインバータに差し込みます。
その時に忘れずに、温度コントローラーに付いている温度センサーをポリタンクに沈めておきましょう。
入れ忘れていると、温度が測れないので温度コントローラーがそもそも機能しなくなります。
準備ができたら、インバーターの電源をONにしましょう。
STEP③:温度コントローラーの調整をして、30~60分待機
インバーターのスイッチをONにしたら、水温が設定した温度になるまで待機しましょう。
ちなみに軽バンサーフ旅chで『10Lの水が40℃になるまで何分かかるのか』を検証した結果、約40分で達するとわかりました。
ただ冬の寒い時期に検証をやったので、季節によっては多少前後するかなと思います。
STEP④:ポータブルシャワーをセットする
お湯ができたら、ポータブルシャワーをセッティングしていきましょう。
まだポータブルシャワーを自作DIYしてない方は、準備するものさえ揃えれば5分でできるので、ぜひ作ってみてください。
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使い方はバスポンプをコンセントに挿して、ポリタンクの中にポンプを沈めて水を汲み上げるだけです。
めっちゃ簡単なので、ぜひ使ってみてください!
【まとめ】車中泊で温水シャワーは大活躍!
今回は車中泊で大活躍の温水シャワーの作り方について説明してきました。
車中泊をしていると近くに銭湯がなかったり、コロナで休業していたりとお風呂に入りたくても入れない!というケースがよくあります。
そんな時に大活躍なのがポータブルで使える温水シャワーです。
僕たち、軽バンサーフ旅chみたいなDIY素人でも30~40分で自作できたので、きっとあなたもできると思います!
もし興味があれば、ぜひ一度自作してみてください!