このようなお悩みを解決していきます!
この記事で学べること
・ソフトボードのメリット5選
・ソフトボードのデメリット3選
・おすすめのソフトボード3選
有名なプロサーファーもセカンドボードとして使うようになり、人気が高まりつつあるソフトボード。
ですが『みんなが買っているから、このボードにしよ!』と適当に選んでしまうと、5万円近くを無駄にしてしまうかもしれません。
というのもソフトボードは初心者に優しいメリットが沢山ある一方で、明確なデメリットもあるからです。
『ソフトボードを購入しようか悩んでいる、、』という方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
また以下の記事では、初心者におすすめのソフトボード5選を紹介しています。
『ソフトボード選びで絶対に失敗したくない!』と思っている人は、ぜひ目を通してみてくださいね!
【2024年版】初心者におすすめのソフトボード5選!後悔しない選び方とは?
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【前提】ソフトボードとは
ソフトボードとは、外側がスポンジ加工されているボードのことです。
これまではサーフィン初心者が使う印象がありましたが、今ではプロサーファーもセカンドボードとして使うようになり、徐々にメジャーになりつつあります。
もう少し詳しく、ソフトボードについて掘り下げてみます。
『ハードボード』と『ソフトボード』の違いとは
まず気になるのが、『ハードボードとソフトボードの違いってなに?』ということだと思います。
大きく分けると、違いは下記2つになります。
- 使っている素材
- サーフボード の浮力
ハードボードとソフトボードの違い
ハードボード | ソフトボード | |
使っている素材 | エポキシ樹脂など(表面が硬い) | 発泡素材(クッション性がある) |
浮力 | 弱い | 強い |
ハードボードは下記の写真のように、素材が硬めに作られているので、浮力もそんなにありません。
一方でソフトボードは、外側にスポンジがコーティングされているので柔らかく、かつ素材が軽いため浮力が強くなっています。
『スポンジボード』と『ソフトボード』の違いとは?
またソフトボードは、大きく次の2種類に分かれます。
ソフトボードの2種類
- スポンジボード
- ソフトトップサーフボード
専門的な用語を使うとわかりにくいと思うので、簡単に説明すると
スポンジボードが全体的にスポンジで作られているのに対して、ソフトトップサーフボードは一般的なハードボードをソフト素材で覆った仕組みになっています。
なので、スポンジボードは素材が全体的に軽いゆえに反発が大きくなり、ソフトトップボードは中身がハードボードなので乗り心地もハードボードに似ています。
このあと紹介する、『おすすめのソフトボード3選』もすべてソフトトップボードになっています!
ソフトボードのデメリット3選
ソフトボードのデメリットは、下記の3つになります。
ソフトボードのデメリット3選
- ターンがやりにくい
- ワックス汚れが目立ちやすい
- 大きな波の時にキャパオーバーになる
それぞれ具体的に説明します!
デメリット①:ターンがやりにくい
1つ目のデメリットは、ターンがやりにくいことです。
なぜならソフトボードは一般的なボードと比べて厚みがある構造になっており、レールを波に食い込ませるのが難しくなっているからです。
レールとは両サイドのエッジのこと。レールを波に食い込ませることで、スピードが出たり、ターンが出来たりします。
ただサーフィン初心者が、ボトムターンやトップターンの領域に達するには1~2年の期間を必要とすることが多いです。
なのでよくある例として、ソフトボードで波に乗る感覚を覚えて、だいぶ横乗りできるようになってからショートのハードボードに乗り換えるてターンの練習をすることがあります。
そのため、サーフィン初心者はターン性能をあまり気にしなくてもいいかもしれません。
デメリット②:ワックス汚れが目立ちやすい
2つ目のデメリットは、ワックス汚れが目立ちやすいことです。
なぜならワックスが素材の間に入りこんでしまっても、ワックスリムーバーでワックスを剥がすことができないからです。
ですが技術も発展してきて、今ではワックスを塗らなくても滑らないソフトボードなども出てきています。
(Beach Accessの公式サイトより引用)
上記の『WAX FREE』となっているボードが、ワックス不要のソフトボードになります。
なのでボードの黒ずみや汚れを避けたい方は、『WAX FREE』のようなボードを選ぶのがおすすめです!
デメリット③:大きな波の時にキャパオーバーになりやすい
3つ目のデメリットは、大きな波の時にキャパオーバーになりやすいことです。
なぜならソフトボードは浮力が大きく、ドルフィンスルーがしにくいからです。
ドルフィンスルーができないと、海の沖までに出ること(=ゲットアウト)ができません。
そのためソフトボードは、頭オーバーなどの大きめの波には向いていないと一般的に言われています。
ただ初心者でいきなり、でかい波に入る方も少ないと思います。なのでデカ波好き以外の人は、あまり気にしなくていいかなと!
ソフトボードのメリット5選
ソフトボードのメリットは、下記の5つになります。
ソフトボードのメリット5選
- 怪我をしにくい・させにくい
- 波に乗れる本数が多い
- 上達スピードが早い
- 初心者に優しいリーズナブルな価格
- 壊れにくいので安心して使える
それぞれ具体的に説明します!
メリット①:怪我をしにくい・させにくい
1つ目のメリットは、怪我をしにくい・させにくいことです。
なぜならソフトボードはクッション性のある素材を使っており、ぶつかっても怪我になりにくいからです。
サーフィン初心者のうちはボードのコントロールがうまく出来ないので、自分のスネや膝にボードが当たることがよくあります。
また混雑した海でサーフィンしていると、周りの人にボードをぶつけてしまったりなど。
ですがソフトボードであれば素材が柔らかいうえに、先端が丸まっているので、怪我に繋がる可能性が低いです。
メリット②:波に乗れる本数が多い
2つ目のメリットは、波に乗れる本数が多いことです。
なぜならソフトボードは浮力があり、波のパワーを受けやすい仕様になっているからです。
浮力があるボードは小さい波〜大きい波の様々な波に対応できますが、浮力がないボードは小さい波に対応しづらいです。
『サーフィンの上達スピード=どれだけ多くの波に乗れるか』と言われています。
つまり、ソフトボードで練習すればたくさんの波に乗れるので、メキメキとサーフィンの腕を上達させることができます。
一方で格好良さを求めて、いきなりショートボードを乗ったりするとなかなか波に乗れず、サーフィンを2〜3回やって挫折みたいなケースも多いです。
なので最初の入門ボードは、個人的にソフトボードをおすすめしています!
メリット③:上達スピードが早い
3つ目のメリットは、上達スピードが早いことです。
以下はサーフィン歴1年のときの動画ですが、ソフトボードに乗ってから波に乗れる回数が2倍くらいになりました。
サーフィンに限らずどんなスポーツもですが、場数を踏むことで徐々に上手くなってきます。
野球でも素振りを何回もすることでヒットを打てるようになったり、キャッチボールを繰り返すことでコントロールが良くなってきますよね。
そういった点で、ソフトボードはたくさんの波に乗れて、場数を踏めるのでおすすめです!
メリット④:初心者に優しいリーズナブルな価格
4つ目のメリットは、初心者に優しいリーズナブルな価格であることです。
実際にチャンネルアイランドのサーフボード(=ハードボード)の52種類と、Beach Accessのサーフボード (ソフトボード)の15種類の平均価格を出してみました。
- チャンネルアイランドの平均価格:101,807円
- BeachAccessの平均価格:56,533円
サーフィンは挫折しやすいスポーツなので、初期費用を抑える意味もこめてソフトボードがおすすめです!
メリット⑤:壊れにくいので安心して使える
1つ目のメリットは、壊れにくいので安心して使えることです。
なぜなら素材にクッション性があり、硬いところにぶつけたり、ボードとボードが衝突してもヒビが入らないになっているからです。
実際にサーフィンをするとわかりますが、初心者のうちは色んなところにボードをぶつけがちです。
長く安心して使うためにも、ソフトボードはおすすめです!
【初心者向け】おすすめのソフトボード3選
メリット・デメリットを聞いて、ソフトボードが気になっていると思います。
そこでおすすめのソフトボード3つを紹介します。
おすすめのソフトボード3選
- ソフトボード 6’4” 42L(Beach Access)
- ソフトボード 5’4” 35L(Beach Access)
- KEEL FISH(CRIME)
それぞれ具体的に説明します!
おすすめ①:ソフトボード 6’4” 42L(Beach Access)
(Beach Accessの公式サイトより引用)
1つ目は、Beach Accessから出ている『ソフトボード 6’4” 42L』です。
おすすめな理由
- ヒザくらいの波でも問題なく乗れる
- 軽自動車でもラクラク持ち運びできる
- Beach Accessのボードの中でも浮力が高く、初心者に優しい
実際に乗ってみた感想は、以下の動画の【5:30】以降で説明しています!
気になる方は、ぜひ覗いてみてくださいね!
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クーポンの利用方法は、以下の記事で詳しく説明しています!
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おすすめ②:ソフトボード 5’4” 35L(Beach Access)
(Beach Accessの公式サイトより引用)
2つ目は、Beach Accessから出ている『ソフトボード 5’4” 35L』です。
おすすめな理由
- ボードの長さが162.6cmなので持ち運びが楽
- ボードが短いので自由自在に動かしやすい
- 浮力も高すぎないので大きめの波も対応できる
一般的なソフトボードと比べても短めなので、機敏な動きができるのが特徴です。
『ゆくゆくショートボードに乗りたい!』という方も、このボードで練習さえしておけば、スムーズにショートボードに乗り移ることができます。
興味のある方は、ぜひ公式サイトを覗いてみてくださいね!
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おすすめ③:KEEL FISH(CRIME)
おすすめな理由
- ソフトボードと思えないお洒落さ
- テール幅が広いので小波も対応可能
このボードも以前乗っていましたが、ボード幅があるので安定感があります。
そのため、サーフィン初心者でも軸がブレることなくパドリングすることができます。
ただレトロ感があり、お洒落なボードなので持っているだけでモチベーションも上がります!
ソフトボードに関するよくある質問
最後に、ソフトボードに関するよくある質問について答えていきます。
ソフトボードに関するよくある質問
- ソフトボードは寿命が短いですか?
- 水を吸わないソフトボードってありますか?
- ワックスが必要ないソフトボードはありませんか?
質問①:ソフトボードは寿命が短いですか?
ソフトボードの使い方によりますが、平均的に3年ほどだと言われています。
直射日光を避けて保管していたり、海水をしっかり洗い流していたりすると寿命も長くなるので、どれだけ適切なメンテナンスができるかが大事と言えます。
ソフトボードの寿命の伸ばし方は、以下の記事にまとめているので、興味のある方はぜひ!
>>ソフトボードの寿命は短いってホント?5つの対処法も解説!
ソフトボードの寿命は短いってホント?5つの対処法も解説!
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質問②:水を吸わないソフトボードってありますか?
吸わないソフトボードはありませんが、吸いにくいソフトボードは存在します!
サーフィン終わりに5~10分ほど立てかけておけば、水分が自然と飛んでいってくれるので、後片付けもスムーズに終わり、サーフィン後すぐに帰れます。
水を吸いにくいボードは、以下の記事にまとめているので、興味のある方はぜひ!
>>水を吸わないソフトボードおすすめ3選|劣化させない扱い方も解説!
水を吸わないソフトボードおすすめ3選|劣化させない扱い方も解説!
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質問③:ワックスが必要ないソフトボードはありませんか?
デメリットの部分でも簡単に触れましたが、『Wax Free』と言われるソフトボードがあります!
ソフトボードは一度ワックスを塗ってしまうと、剥がしにくいというデメリットがあるため、『Wax Free』のソフトボードは熱い支持を得ています。
以下の記事では、ワックス不要のおすすめソフトボード3選を紹介しています。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください!
>>【初心者向け】ソフトボードはワックス不要なのか?3つの注意点も解説!
【初心者向け】ソフトボードはワックス不要なのか?3つの注意点も解説!
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【まとめ】ソフトボードは初心者だとデメリットよりメリットが多い!
今回は、ソフトボードのメリット5選とデメリット3選を紹介してきました。
ソフトボードのメリット5選&デメリット3選
- ソフトボードのメリット5選
・怪我をしにくい・させにくい
・波に乗れる本数が多い
・上達スピードが早い
・初心者に優しいリーズナブルな価格
・壊れにくいので安心して使える
- ソフトボードのデメリット3選
・ターンがやりにくい
・ワックス汚れが目立ちやすい
・大きな波の時にキャパオーバーになる
ぼくも実際にソフトボードに乗っていましたが、初心者にはメリットが多いのも事実です。
特に『波に乗れる本数が多い』というソフトボードのメリットは、サーフィンの上達スピードに直結します。
なので、サーフィン入門用ボードとしてBeach Accessなどの比較的安めのソフトボードを活用して、その後違うボードに乗り換えていくのが個人的におすすめです!
ぜひサーフィンライフを楽しんでくださいね!