このようなお悩みを解決していきます!
この記事で学べること
・サーフボードの『長さ』による影響
・サーフボードの『幅』による影響
・サーフボードの『厚み』による影響
・サーフィン初心者にはどのようなボードがおすすめなのか
サーフボードには『長さ』と『幅』と『厚み』がありますが、初心者には長かったらどうなのか・短かったらどうなのかの違いがわからないと思います。
そこで今回は、『長さ』と『幅』と『厚み』が変わることによるメリット・デメリットを1つずつ詳しく説明していきます!
実際に僕はファーストボードに短くてペラペラのショートボードを選んだことで、最初の半年間くらいはまったくサーフィンが上達しませんでした。
そのくらいサーフボードの3つの要素は、サーフィンの上達スピードに大きく影響してきます。
『別に上手くならなくてもいい!』という方であれば、この記事はまったく読む価値がありません。しかし本記事を読んでいるあなたは、できるだけ早く上手くなりたいと思っているはずです。
ぜひ最後まで読んでみて、自分はどのようなボードが最適なのか見極めてみてくださいね!
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サーフボードの性質は『長さ』と『幅』と『厚み』で決まる!
結論から言ってしまうと、サーフボードの性質は『長さ』と『幅』と『厚み』でほとんど決まります!
ということで今回はサーフィン初心者向けに、3要素がどのようにサーフィンに影響してくるのかを詳しく説明していきます。
サーフボードの『長さ』による影響とは
最初に、サーフボードの『長さ』による影響について説明していきます。
ちなみにサーフボードの長さとは、縦の長さのことになります。
長い場合、短い場合のメリット・デメリットを説明します。
サーフボードが長い場合のメリット・デメリット
サーフボードが長い場合のメリット・デメリットは、下記のとおり。
サーフボードが長いメリット
- ハイスピード時も安定性がある
- 海面の荒れた影響を受けにくいので大きくて速い波に適している
- パドルが早い
- テイクオフが早い
『サーフボードが長い=浮力が大きい』ので、それによる恩恵がほとんどです。
ぼくも短いボードと長いボード両方とも持っていますが、特に感じるのは『ムネ以上の波のときの乗りやすさの違い』になります。
短い板に比べて、長い板は安定しているので、大きな波でテイクオフしてもグラグラすることなく、スムーズに乗れることができます。
サーフボードが長いデメリット
- ターンの半径が大きくなる
- コンパクトでホレた波(反り立った波)は苦手
アルファードみたいな大型車だと小回りが効かないけど、ワゴンRみたいな軽自動車であれば狭い道でもUターンができますよね。
それと同じで、サーフボードも長いとターンの半径が大きくなり、小回りが効かなくなってしまいます。
サーフボードが短い場合のメリット・デメリット
サーフボードが短い場合のメリット・デメリットは、下記のとおり。
サーフボードが短いメリット
- 小回りが効くのでアクションしやすい
- コンパクトでホレた波に適している
先ほども説明しましたが、短いサーフボードはターンの半径が小さくなるので、アクションしやすい特徴があります。
ただサーフィン初心者には難易度が高いボードになってしまうので、6'0以下のボードは基本的におすすめしません!
ではなぜおすすめできないのか、デメリットも詳しく説明します。
サーフボードが短いデメリット
- 浮力が小さくなるので安定性がなくなる
- 初心者だとテイクオフ失敗しやすい
- パドルするだけで疲れやすい
当たり前ですが、サーフボードは短くなると浮力が小さくなるので、安定性が失われていきます。
それによって『テイクオフ』や『パドル』すらも不安定になり、サーフィン初心者だと波に乗ることすらできなくなってしまいます。
ぼくもサーフィンを始めた当初、6'0以下のボードに乗っていましたが、2~3時間海に入って1本も波に乗れなかった経験があります。
そのため、サーフィン初心者は短い板を選ばないようにしましょう!
サーフボードの『幅』による影響とは
次に、サーフボードの『幅』による影響について説明していきます。
ちなみにサーフボードの幅とは、横の長さのことになります。
幅が広い場合、幅が狭い場合のメリット・デメリットを説明します。
サーフボードの幅が広い場合のメリット・デメリット
サーフボードの幅が広い場合のメリット・デメリットは、下記のとおり。
サーフボードの幅が広いメリット
- 安定感が得られる
- ボリューム(浮力)が増える
- パドルが早い
- テイクオフが早い
こちらもサーフボードが長いときのメリットと似ており、幅が広いと浮力が増えるので安定感が増すようになります。
ぼくは今、シャープアイのモダン2.5という幅の広いボードに乗っていますが、ライディング時の安定感が半端ないです。
またパドルも横幅があると安定するので、パドルスピードが早くなります。
結果として、波に乗れる回数も増えるので、サーフィン上達には幅の広いボードがおすすすめです!
サーフボードの幅が広いデメリット
- ターンやアクションのキレが損なわれる
- ドルフィンスルーがしにくい
- テール幅が広いと大きな波に対応しにくい
サーフボードの幅があることは浮力UPにつながるので、サーフィン初心者にはおすすめです!
しかしアクションを決める中級者〜上級者になってくると、デメリットも多数出てきます。
まずノーズに幅が出来てくると、ターンやアクション時にノーズが波のフェイスに当たりやすくなるので、キレが落ちてしまいます。
また幅が出てくると、ボードを沈めるのに力が必要になってくるので、ドルフィンスルーがしにくくなってきます。
波数が多い日や波サイズが大きい日は、何回もドルフィンしないといけないので、体力の消耗も激しくなってきます。
上記のように、幅が広いとサーフィン中級〜上級の方には、デメリットが多いかもしれません。
サーフボードの幅が狭い場合のメリット・デメリット
サーフボードの幅が狭い場合のメリット・デメリットは、下記のとおり。
サーフボードの幅が狭いメリット
- コントロール性が上がる(動かしやすい)
- レールの切り返しが早くなる
- ドルフィンスルーがしやすい
サーフボードの幅が狭いと、レールの切り返しが早くなるので、サーフボードのコントロール性が上がります。
レールを入れることでライディングスピードが上がったり、ターンができたり、技が出来たりします。サーフィンはレールをいかに上手く使うかのスポーツです。
パフォーマンス系のライディングを夢見ている方は、幅が狭いサーフボードを選ぶことで機敏な動きのサーフィンができるようになります!
またサーフボードの幅が狭いと浮力が落ちるので、ドルフィンスルーもしやすくなります。
サーフボードの幅が狭いデメリット
- 不安定になる
- ターンの半径が大きくなりがち
- 波の力が得にくくテイクオフが遅い
自転車と自動車をイメージすればわかりやすいですが、横幅のない自転車の方が風に煽られるとフラフラになってしまいますよね。
それと同じで、サーフボードも幅がないと不安定になってしまいます。
またサーフボードのテール幅(サーフボードの後ろ部分)が狭いと、波の力を得るのが難しくなるのでテイクオフが遅くなってしまいます。
テイクオフが遅いと、波に乗れる本数も必然的に減ってきます。
幅の狭いサーフボードは中級〜上級向け、幅の狭いサーフボードは初心者向けといったイメージですね。
サーフボードの『厚み』による影響とは
次に、サーフボードの『厚み』による影響について説明していきます。
ちなみにサーフボードの厚みとは、垂直な方向の長さのことになります。
サーフボードが厚い場合、薄い場合のメリット・デメリットを説明します。
サーフボードが厚い場合のメリット・デメリット
サーフボードが厚い場合のメリット・デメリットは、下記のとおり。
サーフボードが厚いメリット
- 安定感があるのでパドル・テイクオフが早い
- スピードが出やすいのでトロイセクションも抜けやすい
- レールワークの練習がしやすい
小さい浮き輪と大きい浮き輪をイメージすればわかりやすいですが、厚さのある大きい浮き輪の方が浮力があるので安定します。
それと同じでサーフボードも厚ければ厚いほど、安定感が増します。
そのため、パドルとテイクオフ両方とも早くなり、波に乗れる回数が格段に多くなります。
また僕がサーフィン初心者におすすめと思っている1番の理由が、厚いサーフボードはレールワークの練習がしやすいことです。
厚いボードはきちんと体重移動ができないとボードを動かすことができません。なので自然と正しいレールワークを身につけることができます。
サーフィン初心者の頃に、どれだけ正しいレールワークを身につけられるかが、上達スピードに大きく影響してきます。
『本気で上手くなりたい!』と思っている方は、厚いボードで徹底的にレールワークを学ぶのがおすすめです!
サーフボードが厚いデメリット
- ターンがしにくい
- パフォーマンス向きではない
- レールが入れにくいのでコントロール性は落ちる
メリットとデメリットは表裏一体で、厚いとレールを入れるのが難しくなるのでコントロール性が落ちます。
レールが入れにくいと、ターンがやりにくかったり、技をかけにくかったりします!
ただ、サーフィン初心者にとって『ターン』や『技』はまだまだ先の話になります。
なのでサーフボードが厚いことによるデメリットは、初心者にはほとんど関係ありません。
むしろサーフボードが厚いことによって、自然と正しいレールワークを身につけられるのでおすすめです!
サーフボードが薄い場合のメリット・デメリット
サーフボードが薄い場合のメリット・デメリットは、下記のとおり。
サーフボードが薄いメリット
- ピポットターンが容易にできる
- レールを入れやすいのでコントロール性が上がる
勘の良い方なら気付いていると思いますが、サーフボードが厚いとレールが入りにくいということは、薄いとレールが入りやすいということです。
つまり、サーフボードが自由自在に動くので、ターンなどが容易になってきます。
いきなりサーフィン初心者が薄いボードに乗っても、ほとんど乗りこなすことはできません。
次のデメリット部分で、詳しく説明します。
サーフボードが薄いデメリット
- テイクオフ・パドルが遅い
- ライディング技術がないと失速してしまう
- 安定感がないのでフラフラになる
そもそもですがサーフボードが薄いと浮力が落ちてしまうので、安定性がなくなってしまいます。
そして『長さ』や『幅』の部分でも説明したとおり、安定感がなくなってしまうとテイクオフやパドルが遅くなってしまいます。
これが、サーフィン初心者が薄いボードを乗っても上達しない理由です。基本的にペラペラのショートボードは中級者以上が乗るようなボードです。
また1度薄いボードに乗ったことある方ならわかると思いますが、ボードに乗る位置が少しでもずれるとノーズが浮いたりするので失速に繋がりやすいです。
サーフィン初心者の頃から、バシッと毎回同じ位置にテイクオフできる方はいません。
なので、基本的に初心者は薄いサーフボードに乗らないようにしましょう!
サーフィン初心者は『長さ』と『幅』と『厚み』がある大きめのサーフボードがおすすめ!
これまでサーフボードの『長さ』と『幅』と『厚み』が変わることによる、メリット・デメリットを説明してきました。
簡単にまとめると、こんな感じです。
サーフィン初心者こそ、『長さ』と『幅』と『厚み』がある大きめのサーフボードを選ぶべき!
理由もあわせて解説します。
なぜなら『浮力』が大きくなることで波に乗れる回数が増えるから
『長さ』と『幅』と『厚み』のある大きめのサーフボードがおすすめな理由は、浮力が大きくなるからです。
というのも浮力が大きいと、下記のようなメリットがあるからです。
- テイクオフが早い
- パドルが早い
- テイクオフ・パドルが早いことで波に乗れる回数が増える
1番重要なのが、『波に乗れる回数が増える』ということです。
波に乗れる回数が増えてくると、レールワークが自然と身についてきて、サーフィンの腕がメキメキと上達していきます。
サーフィンはどれだけ多くの波に乗って、ライディング練習を重ねられるかに懸かっています。
サーフィン初心者こそ、『長さ』と『幅』と『厚み』がある浮力が大きいボードを選ぶようにしましょう!
浮力のあるサーフボードなら『ソフトボード』がおすすめ!
とはいっても『浮力のあるサーフボードがわからない!』という方も多いことでしょう。
そんな方におすすめなのが、『ソフトボード』になります!
ソフトボードは浮力があるのはもちろんのこと、下記のようなメリットがあります。
- 一般的なサーフボードに比べて価格が安い
- 需要が高いので中古で売るときも高く売れやすい
- 外側がクッション素材なので怪我しにくい
一般的なサーフボードであれば新品で10万円以上するのが普通ですが、ソフトボードであれば5万円近くの半額で買えます。
そして、ソフトボードはサーフィン初心者に需要が高いので、中古でも新品の7~8割くらいの値段で取引されることも多々あります。
下記は、定価が5~6万円の『Beach Access』のボードが35,000円〜45,000円で中古として売られている画像です。
またサーフィン初心者の頃は、パーリングして自分にボードがぶつかったり、サーフボードを周りの方にぶつけてしまったりします。
ですがソフトボードであれば外側がクッション素材なので、大怪我になる可能性も極めて低いと言えます。
なのでサーフィン初心者こそ、『ソフトボード』に乗るのがおすすめです!
安くて人気のソフトボード5選は、『【2023年版】サーフィン初心者におすすめのソフトボード5選』にまとめています。
【2024年版】初心者におすすめのソフトボード5選!後悔しない選び方とは?
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【まとめ】サーフボードは『長さ』と『幅』と『厚み』で選ぼう!
今回は、サーフボードは『長さ』と『幅』と『厚み』でどのように変わるのかを説明してきました。
簡潔にまとめてしまうと、サーフィン初心者こそ
縦の長さがあって、横の幅があって、厚みのあるサーフボードがおすすめです!
というのも上記のようなサーフボードは浮力があり、初心者でも多くの波に乗れて上達スピードがかなり早いからです。
ただ初心者が『長さ』と『幅』と『厚み』を的確に見極めて、浮力のあるボードを見つけるのは至難の技です。
そんなあなたはぜひ、『【2023年版】サーフィン初心者におすすめのソフトボード5選』を読んでみてください!
【2024年版】初心者におすすめのソフトボード5選!後悔しない選び方とは?
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サーフィン初心者が爆速で上達できるボードを厳選しているので、参考になると思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!