このような悩みを解決します。
本記事の内容
・車中泊で気をつけること7選
・安全に車中泊ができるおすすめアイテム3選
この記事は車中泊を初めてチャレンジする方や、車中泊ビギナーの方に向けて書いています。
車中泊は事前に注意するべきことを知っておかないと、盗難事故やバッテリー上がりなど事故に繋がる恐れがあります。せっかく楽しみにしていた車中泊が台無しですよね。
なので本記事ではそういった事故がないように、車中泊で気をつけることをまとめてみました。
記事の前半では車中泊で気をつけること7選、後半では安全な車中泊を送るために必要なアイテムについて説明していきます。
読み終える頃には万全な状態で車中泊に挑めるので、おもいっきりバンライフを楽しめることでしょう。
車中泊で気をつけること7選【必ず覚えておこう!】
車中泊は『アイドリングを止めて静かに泊まればいいんやろ?』と思っている人は本当にたくさんいます。
ただ車中泊ってそんなに甘いものではないんです。少しでも判断を間違えると死に繋がるケースもあるんです。
そこの驚いたあなた、その気持ちを忘れないようにしてください。
ってことで車中泊で気をつけることを早速紹介していきたいと思います。
車中泊で気をつけることは以下の7つになります。
車中泊で気をつけること7選気をつけること①:バッテリー上がり
気をつけること②:貴重品の管理
気をつけること③:ドアの施錠
気をつけること④:窓の開閉
気をつけること⑤:エコノミー症候群
気をつけること⑥:エンジンのかけっぱなし
気をつけること⑦:人気があるか
それぞれ説明していきます。
気をつけること①:バッテリー上がり
気をつけることの1つ目は『バッテリー上がり』になります。
朝起きて、さあ出発と思ったら『あれ、エンジンかからへん』ってなるケースです。
電気を使いたいがためにエンジンまでは掛けずに、中途半端に鍵を回してしまう癖があるあなたは要注意です。
車中泊ってなると長時間の電気の使用になるので、ほんの2~3時間使い続けるだけでも十分にバッテリーが上がる可能性があります。
念のためバッテリーが上がるまでの参考時間も引用しておきますね。
ヘッドライトのつけっぱなし:3~4時間
室内灯のつけっぱなし:12時間
半ドアのまま放置:12~24時間
バッテリーが上がると、車が動くまでに1~2時間かかるので時間も無駄だし、何より『この待っている時間なに?』ってなります。
なので車中泊をする際には車の電気は極力使わずに、ポータブル電源などを使うようにしましょう。
気をつけること②:貴重品の管理
気をつけることの2つ目は『貴重品の管理』になります。
必ず貴重品は車の外から見えない位置に隠すようにしましょう。
貴重品一覧・iPhoneやiPad
・財布
・クレジットカード
・1流ブランドのアイテム
貴重品って車の外から見える位置にあるとかなり危険なんです。
なぜならこの車は盗難すれば間違いなく金になる物が手に入るということを表しているからです。
そりゃそうですよね。どうせ盗みを働くのであれば間違いなく当たりを引きたいでしょうし、何も得れそうにないのであればリスクを負わないでしょうし。
なので改めて車中泊の際は、貴重品を外から見えない場所に置くように心がけましょう。
気をつけること③:ドアの施錠
気をつけることの3つ目は『ドアの施錠』になります。
当たり前のことになってしまうんですが、寝るときは必ず鍵を掛けて寝ましょうということです。
車中泊だと車の中で寝てるんだし、鍵を開けていなくても大丈夫じゃない?
と思っている人は多いです。
ですが実際に寝ている時にパッといきなりドアを開けられて、モノを盗まれたとしても即座に対応できる人は限りなく少ないです。
ドアの施錠をせずに寝るのは正直何のメリットもないです、なので必ず鍵を閉めてリスクの回避はできるだけするようにしましょう。
気をつけること④:窓の開閉
気をつけることの4つ目は『窓の開閉』になります。
『窓が開いてたらダメ!』という訳ではなく、適度に開閉するようにしましょうということです。
なぜなら窓がガッツリ開いていると、寝ているうちに貴重品などを取られるケースがあるからです。
もちろん夏だと車内は灼熱なので窓を閉めすぎると逆に危ないし、冬だと寒いから閉め切りたいけど空気が悪くなるので多少の窓の開閉は必要になります。
なにが言いたいかっていうと、盗難が起きない適度に窓を開閉することが大事ってことです。
気をつけること⑤:エコノミー症候群
気をつけることの5つ目は『エコノミー症候群』になります。
そもそもエコノミー症候群ってなんぞやって思っている人へ
エコノミー症候群とは長時間同じ姿勢でいると足が圧迫され、血流が悪くなり血栓(血のかたまり)ができやすくなり、肺の静脈を詰まらせてしまうこと。最悪の場合死に至ることも。
『飛行機などに長時間のっているとエコノミー症候群になるよ』
っていうのはよく聞きますよね。ただ、これ同様に車中泊でもあるんです。
なぜなら車の中はスペース狭く身動きがうまいこと取れないことに加えて、床がフラットでないケースが多いので座ったまま寝るケースが多いからです。
なのでエコノミー症候群を予防するためにも
・シートを倒して足を伸ばして寝る
・こまめに水分補給をとる
・こまめに足の運動やマッサージをする
・車の床をフラットにする
上記のような対策を打つようにしましょう。
気をつけること⑥:エンジンのかけっぱなし
気をつけることの6つ目は『エンジンのかけっぱなし』になります。
車中泊で絶対にやってはいけないこと、それはエンジンを掛けっぱなしで寝ることです。
本当にデメリットだらけなので、具体的にあげてみます。
エンジンつけっぱなしのデメリット・うるさいので周りに迷惑
・ガソリンがかなり減る
・環境に悪い
はい、これだけ見てもエンジン掛けっぱなしで寝るのが誰にとっても得ではないことがわかると思います。
あともう一つ見落としたらいけないことがあって、それは一酸化炭素中毒で死に至る可能性があることです。
『どうしてそうなるの?』って話ですが、アイドリングで排出される排気ガスが何らかの理由で逆流をして車内に入り込んでしまう可能性があるからです。
例えばマフラーが雪で覆われてしまったり、ゴミなどが詰まってしまった場合などが考えられます。
本当にエンジンのつけっぱなしはなんのメリットもないので注意しましょう。
気をつけること⑦:人気があるか
気をつけることの7つ目は『人気があるか』になります。
これが思ったより重要で、かならず人気がある程度あるところで泊まるようにしましょう。
なぜなら人気がないところは、悪いことを企む人にとって1番絶好の環境だからです。
そこで、犯罪を与えない3要素というものがあるので紹介します。
犯罪を与えない3要素・領域性:犯罪者の手の届かないところにいること。(例えば高層マンションの最上階だと犯罪が起こしにくい)
・監視性:目撃されるというリスクがあること。(例えばショッピングモールなどは人混みなので監視性が高い)
・反抗性:被害者側が反抗する力(ムキムキの男性だと反抗性が高く見えるので犯罪に遭いにくい)
皆さんもお分かりの通り、人気があるところで泊まるということは監視性を高めることに繋がります。
なので車中泊をする際は人が全くいないような場所を選ぶのではなく、最低でも自分たちを除いて5人くらい居るところで泊まるようにしましょう。
車中泊を安全にするアイテム3選
ってことで車中泊を安全に過ごすためにはどうしたら良いねん。
て話だと思います。なので今回は僕がこれまで車中泊をしてきて『買って良かったな!』と思えるようなアイテムを紹介していきます。
車中泊アイテム3選
①ポータブル電源
②カーテン・サンシェード
③就寝用マット
それぞれ説明していきます。
アイテム①:ポータブル電源
車中泊を安全にできるアイテムの1つ目は『ポータブル電源』になります。
バンライフをしている人なら誰しも1台は持っているであろう、ポータブル電源ですね。
『ん?ポータブル電源って何?』って方へ、簡単にポータブル電源の説明をします。
参考
ポータブル電源とは簡単にいうとモバイルバッテリーの大きいバージョンです。つまりどこでも持ち運べる電源ですね。なのでスマホの充電、扇風機の使用などもポータブル電源があれば、どこでも使用可能です。
ポータブル電源があると車中泊で厄介なバッテリー上がりとは無縁になります。
車の中って基本的にはソケットから電気を取ってくるのが普通ですが、車中泊をしている時にそれをやると翌朝には間違いなくバッテリー上がってますよね。
ですがポータブル電源があると車の中でも充電がもてあます限り、実質使い放題なんです。
なのでまだ持っていない方はぜひ手に入れてみてください!
>>ポータブル電源のPowerArq2を実際に5ヶ月使い倒したレビュー【現役バンライファーが語る】
アイテム②:カーテン・サンシェード
車中泊を安全にできるアイテムの2つ目は『カーテン・サンシェード』になります。
なぜならこの2つがあれば車外からの覗きを遮れるので、被害のリスクを下げることに繋がるからです。
逆につけていなかった場合、貴重品を見られて盗難にあったり、女子1人で寝ていると襲われる可能性も高くなります。(窓にスモークを貼っていたとしても中は目を凝らすと見えるので注意です)
なので車中泊をするのであれば、必ずカーテンやサンシェードは用意するようにしましょう。
僕は布生地を買って自作カーテンにしましたが、面倒くさいって方はマグネットで付けれるようなカーテンがおすすめです。
アイテム③:就寝用マット
車中泊を安全にできるアイテムの3つ目は『就寝用マット』になります。
マットがない車中泊した翌朝は、体がバキバキになって使い物になりません。腰あたりが重たくなって、身動きを取るのも面倒くさくなるんです。
なので必ず車中泊マットは準備するようにしましょう。
僕が使っているのを貼っておきますが自動で空気が入る仕組みなので、普段はコンパクトに収納しておいて、使いたい時に空気が自動的に入って膨らんでいくのが特徴です。
また就寝用のマットがあると車の多少のでこぼこもフラットになり、多少体を動かしやすくなるのでエコノミー症候群などの予防にも繋がります。
【まとめ】車中泊は気をつけることだらけ!
今回の記事では車中泊で気をつけることについて紹介してきました。
簡単におさらいします。
本記事の内容
・車中泊は間違ったやり方でやると事故に成りかねない
・車の中で寝るときはポータブル電源の電気を使おう
・カーテンやサンシェードで外界からの刺激を遮れるので便利
・車中泊をするのであれば人気のあるところでやろう
車中泊は正直気をつけることばかりです、どうしても公共の場で寝ることが多くなってしまうのでそれは致し方ないことだと思います。
ただ寝る際に適切な場所を選べるかによって、安全度は大きく変わってきます。
例えば車中泊公認のRVパークに泊まるであったり、キャンプ場で泊まるであったり。なので車中泊装備を揃えていくのはもちろん、それ以外にも車中泊をする場所も工夫していきましょう。
車中泊ができるおすすめのスポットについて知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
>>コスパ抜群!車中泊が可能な場所4選【無駄にお金使ってませんか?】