このような悩みを解決していきます。
本記事の内容
本記事は床張りをして車中泊仕様にしたい改造していきたい方向けに書いています。
「そもそも床張りってなんのためにするの?」や「床張りに失敗したらどうしよう」と思っている方はぜひ読んでみてください。
この記事を読み終える頃には床張りの手順がわかり、失敗せずに車中泊向けの改造をできるようになります。
車中泊仕様に床を自作する意味とは?
車の床張りを行う理由は3つあります。
①収納がしやすくなるため
②DIYが簡単になるため
③生活がしやすくなるため
それぞれ説明していきます。
床張りをする理由①:収納がしやすくするため
床張りをおこなう1つ目の理由は『収納がしやすくなるため』です。
床を平らにすることで、モノが置きやすくなり収納が一気にラクになります。
誰しもが体験したことあると思いますが、土台がガタガタだとバランス崩しやすくなりますよね。
そのため床張りをして収納に困らない空間にしておきましょう。
床張りをする理由②:DIYが簡単になるため
床張りをおこなう2つ目の理由は『DIYが簡単になるため』です。
床に1枚の板を張ることで、釘やネジを打つ土台ができるので便利です。
車の床は何もしていない状態だと金属なので釘やネジなどを打つのが難しいですよね。
だからこそ木材を敷くことがポイントになってきます。
床張りをする理由③:生活がしやすくなるため
床張りをおこなう3つ目の理由は『生活がしやすくなるため』です。
座り心地が良くなる、また床が平らになるので掃除が楽になります。くぼみがあるとほこりなどが溜まりやすいので。
収納スペースを確保するために底上げするってなると関係ない話ですが、床張りをしているとその後のDIYなど便利なのでしておいて損はないです。
床を自作する際に必要なもの・道具
床を自作するのに必要なものは大きく2つあります。
・DIYに使用する材料
・DIYをするのに必要な道具
それぞれ使用したものを紹介します。
DIYに使用する材料(車種によって異なるのでご注意ください)
DIYをするのに必要な道具
・ジグソー
・インパクト
・木工用接着剤
・のこぎり
・メガネ(木粉を避ける用)
道具に関してはホームセンターで売っているもので揃えて問題ないです。
車中泊ができる自作の床づくりの手順【3STEPで説明】
床作りの手順は以下の3STEPになります。
①床張り用の木材の型取り
②床張り用の木材をカット
③根太を凹凸に埋め込む
④床板と根太をネジで固定する
それぞれ説明します
STEP①:床張り用の木材の型取り
1つ目の手順は『床張り用の木材の型取り』になります。
買ってきた合板やコンパネの上に、車の床カバーを乗せて、鉛筆で型取りをおこなっていきます。
上の写真のように、テープで固定をして型取りをするとずれないのでおすすめです。
この手順を雑にすると、床張りをしようとした時にはまらない事態が発生するので気をつけましょう。
STEP②:床張り用の木材をカット
2つ目の手順は『床張り用の木材をカット』になります。
木材をカットする際に大活躍するのが、ジグソーとメガネになります。
思った以上に木粉が飛んでくるので、メガネは必ず付けましょう。
鉛筆でなぞったところを、ジグソーで慎重にカットしていきましょう。
線の内側を切ってしまい床板の大きさが足りないとなると微調整に手間がかかるので、線をはみ出すとしても外側にはみだすようにしましょう。
STEP③:根太を凹凸に埋め込む
3つ目の手順は『根太を凹凸に埋め込む』になります。
埋める時は根太に木工用ボンドをつけて、床に貼るようにしましょう。
ボンドの強度で全く問題なしです。
「あれ?根太を貼らんでも、いきなり床に板を貼ったらよくない?」と思った方はとても鋭いです。
根太を床の凸凹の部分に埋める理由は以下の2つになります。
・床板を固定する時の、土台代わりになるため
・床板の強度を上げるため
まとめると根太があることで床板をしっかり固定できて、また頑丈なものを作れます。
STEP④:床板と根太をネジで固定する
4つ目の手順は『床板と根太をネジで固定する』になります。
インパクトとサラタッピング(ネジ)を使用して、床板と根太を固定していきます。
床板と根太に対して垂直にネジが入っているかを確認しつつ、作業を進めるようにしましょう。
根太がないところにネジを打つと車が傷ついてしまうので注意!
床を自作する際の注意点2つ
床を自作する際の注意点は以下の2つになります。
注意点
①床張り用の木材の微調整は必ず行う
②ネジは短すぎず、長すぎないものを選ぶ
それぞれ説明します。
注意点①:床張り用の木材の微調整は必ず行う
床を自作する際の注意点の1つ目は『床張り用の木材の微調整は必ず行う』ことです。
なぜなら床張り用の板のサイズがずれていると、強度が落ちて潰れやすくなるからです。
そのため床張り用の板の型取りをした後は、何度か微調整が必要か確認するようにしましょう。
小さく切りすぎると微調整が面倒になるため、床張りの板の型取りを行う際は若干大きめに切るように心がけよう。
注意点②:ネジは短すぎず、長すぎないものを選ぶ
床を自作する際の注意点の1つ目は『ネジは短すぎず、長すぎないものを選ぶ』ことです。
なぜならネジが短すぎると固定が弱くなるし、長すぎると貫通してしまい車を傷つけてしまうからです。
そのため、以下に従いネジを買うようにしましょう。
床板の厚さ+根太の厚さ>購入するネジの長さ>床板の厚さ+根太の厚さ−5mm
ネジの長さはDIYの質に大きく影響するので、しっかり確認して購入しましょう。
【まとめ】車中泊は自作の床でまったく問題なし!
今回は軽バンDIYの床張りについて説明してきました。
結論、DIY素人の僕たちでも自作の床を作れましたし、実際に2人で車中泊してもまったく問題なしでした。
強いて言うなら、自作の床なので見える部分はペイントなどしてお洒落にしておけば良かったな〜と思うくらいです。
もし床張りを自分でやるか迷っている人がいましたら、チャレンジしてみてください。
おわり