このようなお悩みを解決していきます!
この記事でわかること
- ミッドレングスのデメリット3選
- ミッドレングスのメリット5選
- ミッドレングスのおすすめボード3選
サーフボードを新品で購入すると、最低でも5万円以上はかかってしまうので、つい慎重になってしまいますよね。
本記事にたどり着いたあなたは、調べているうちに『ミッドレングス』という言葉を知り、ミッドレングスってどのようなボードなのだろうかと気になっているのではないですか?
ミッドレングスは昔、『ファン(FUN)ボード』と言われていたとおり、初心者でも楽しく遊べるボードです。
ショートボードほど難易度は高くなく、またロングボードほど値段は高くないので、バランスが取れているサーフボードであり、初心者にもってこいの1本とも言えます。
そこで今回は、もう少しミッドレングスを深掘りしてみて、ミッドレングスのメリットやデメリットについて触れていきたいと思います。
記事を読み終える頃には、『ミッドレングス×初心者サーファー』の相性が最強なのかが、わかっていることでしょう。
また以下の記事では、失敗しないサーフィンの始め方を解説しています。
サーフィンの始め方!初心者が知っておくべきポイント4選も解説!
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上記の記事では、昨年サーフィン初心者に大人気だったサーフボードブランド「Beach Access」の5%割引クーポンも配布しています。
これからサーフィンを始めるという方は、ぜひぜひ目を通してみてください!
【前提】ミッドレングスとは
ミッドレングスとは、簡単にいうとショートボードとロングボードの中間に値するボードです。
中間というのも、『サーフボードの長さ』のことです。
元々はショートボードでもない、ロングボードでもない中途半端なボードとして、『ファンボード』と比喩されていました。ですが今では、日本のプロサーファーもミッドレングスに乗るようになり、徐々にメジャーになってきています。
業界でお洒落なプロサーファーとして知られている市東さんも、ミッドレングスをメインに乗っています。
ミッドレングスのデメリット3選
では次に、ミッドレングスのデメリット3選について見ていきます。
ミッドレングスのデメリット3選
- ドルフィンスルーが難しい
- 掘れた波には対応しにくい
- 持ち運びが大変
それぞれ具体的に説明します。
デメリット①:ドルフィンスルーが難しい
ミッドレングスは長さがある分、比例して浮力も大きくなるため、ドルフィンスルーをするのが困難です。
ドルフィンスルー:波がきたときに下に潜って、波をくぐり抜けるテクニック。
(引用元:SURFIN LIFE公式)
そのため、肩以上の波であったり、波数が多く荒れているコンディションだと、ゲットアウトするのも困難になりがちです。
大きめの波もガンガン攻めたいという方は、併せてショートボードを持っておけば、どのような波でも対応できるようになります。
デメリット②:掘れた波には対応しにくい
ミッドレングスはショートボードと比べて俊敏性に欠けているため、掘れた波に乗るのが難しいです。
掘れた波:傾斜が急な波のこと。波の崩れるスピードが速いため、テイクオフのスピードが重要になる。
また波の傾斜が急になっていると、サーフボードのノーズが刺さりやすくなり、『パーリング』になる可能性が上がります。
そのため、どちらかと言えば、ミッドレングスは傾斜がゆるやかになっているメローな波に向いていると言えます。
メローな波であれば、初心者でも簡単にテイクオフして波に乗れるので、1日をおもいっきり楽しめることでしょう。
デメリット③:持ち運びが大変
ミッドレングスだけのデメリットではないですが、サーフボードは大きくなればなるほど持ち運びが大変になります。
例えば、下記のようなタイミングがあります。
- 自宅から車までサーフボードを持ち運ぶ時
- 駐車場からサーフポイントまでサーフボードを運ぶ時
- 車にサーフボードを載せる時
サーフボードが長すぎると、持ち運び時にサーフボードをぶつけてクラッシュしてしまったり、車に載せるときにキャリアに積まないといけなかったりします。
またサーフボードが重たいと、駐車場からサーフポイントまで運ぶだけで、体力をかなり使ってしまいます。
ミッドレングスを購入する際は、これらのデメリットがあることを十分理解しておきましょう!
ミッドレングスのメリット5選
では次に、ミッドレングスのメリット5選について見ていきます。
ミッドレングスのメリット5選
- 小さな波でもサーフィンできる
- レールワークを練習しやすい
- 上達スピードが速い
- 安定感があり初心者でも乗りやすい
- 1本持っておけば万能に対応できる
それぞれ具体的に説明します。
メリット①:小さな波でもサーフィンできる
先ほども説明したとおり、ミッドレングスは浮力が大きいので、小さな波でもサーフィンできます。
例えばショートボードだと、『ヒザ〜モモ』や『モモ〜コシ』などの小ぶりなサイズではテイクオフの練習しかできません。
一方でミッドレングスだと、浮力が大きく、かつ水面との接地面積も大きいため、スイスイとスピードが出てきて、小波でも問題なくクルージングできます。
下記の動画は、超小波の日のサーフィンを収めた動画ですが、ミッドレングスだと難なく乗れています。
メリット②:レールワークを練習しやすい
サーフィンは体重移動をおこなって、サーフボードのレール部分を水面に入れたり、抜いたりすること(=レールワーク)で加速させたり、ターンをしたりします。
そしてミッドレングスは、ショートボードと比べてレールワークの練習がしやすいと言われています。
理由は、下記の2つです。
- 波に乗れる本数が多くなるから
- 小手先でサーフボードを動かせないから
前提として、ミッドレングスは浮力があって安定感もあるため、初心者でもたくさんの波に乗れます。そのため、サーフィンの基礎であるレールワークの練習も、必然的に多くできるようになります。
またミッドレングスはサイズも大きいため、適切なレールワークをしないと、サーフボードは全くもって動きません。
ショートボードであれば、誤った体重移動でも、ボード自体の俊敏性が高いため、変な癖がついてしまいます。
そのため、ミッドレングスで練習していると、自然と正しい体重移動、レールワークを身に付けられるようになります。
メリット③:上達スピードが速い
またミッドレングスから練習すれば、サーフィンの上達スピードは格段に上がります。
なぜなら波に乗れる回数が多く、かつどのようなコンディションでも万能に対応できるボードであり、いつでも練習できるからです。
僕も昔、ショートボードで全く上手くなれなくて、挫折してミッドレングスに乗り換えた経験があります。
ショートボードは格好良いので、見た目から入ってショートボードを購入しがちですが、難易度はかなり高いので、すぐに挫折してしまいます。
サーフィンは波に乗れてナンボの世界です。まずは初心者でも楽しめるミッドレングスから始めるのが得策と言えます。
メリット④:安定感があり初心者でも乗りやすい
ミッドレングスは安定感に優れているため、初心者でもグラグラにならずに乗れます。
一度でもショートボードに乗った経験がある人ならわかると思いますが、波待ちをしているだけでもグラグラなるし、ボードの上に立っても不安定なので転けないように必死になってしまいます。
一方で、ミッドレングスは浮力が大きく、バランス感覚を取りやすいため、初心者でもサーフィンを存分に楽しめます。
楽しくサーフィンを始めるなら、『ミッドレングス一択』と言えるでしょう。
メリット⑤:1本持っておけば万能に対応できる
ミッドレングスの魅力、最終的にこれに尽きます。それは『1本持っておけば万能に対応できる』ことです。
『デカ波はこのボード、小波はこのボード』と使い分けるのも1つですが、ボードを揃えるのにお金が掛かれば、サーフィンに行くにも荷物が多くなってしまいます。
ですがミッドレングスを1本持っておけば、どのような波のコンディションでも基本的には対応できます。
とは言っても、ショートボードと比べて小波に対応できて、様々な波に対応できます。
『サーフィンの初期費用をできるだけ抑えたい!』と思っている方も正直多いことでしょう。
ショートボードを購入すると、間違いなく『小波でも乗れるボードが欲しい!』という結論に至るので、ミッドレングスの購入を検討することになってきます。
それであれば、事前にミッドレングスを購入しておくことをおすすめします!
ミッドレングスは初心者におすすめなのか?
改めて答えます。ミッドレングスは初心者に間違いなくおすすめです!
昔は別名「ファンボード(楽しいボード)」と呼ばれていたくらいです。楽しいのは間違いありません!
これまでサーフィンをやってきた中で1つ感じることがあります。それは『サーフィンが楽しい』と感じないと、長続きしないし、そもそもサーフィンの魅力に気づくことすらできません。
つまり、なんでも初心者の頃って楽しいと思える経験を積むことが大事なんです!
イメージしてみてください。サーフィンを夢中にやっていたら、すぐに上手くなれそうな気がしませんか?
だからこそ、初心者でも挫折しにくい、かつ楽しめるミッドレングスがおすすめなんです!
ミッドレングスのおすすめボード2選
では最後に、おすすめのミッドレングス2選を紹介していきます。
今回は初心者サーファーに向けて、コストを抑えて、かつ初心者でも楽しく遊べるボードを2つ選んでいます。
ミッドレングスのおすすめボード2選
- ソフトボード 6’4” 42L【Beach Access】
- ソフトボード 6’6” 42L【Beach Access】
それぞれ具体的に説明します。
Beach Accessのサーフボードを安く購入できるクーポンコードもあるので、お気軽に使ってくださいね!
ソフトボード 6’4” 42L【Beach Access】
(Beach Accessの公式サイトより引用)
おすすめのミッドレングス1つ目は、Beach Accessから出ている『ソフトボード 6’4” 42L』です。
おすすめな理由
- ヒザ〜モモくらいの波でも問題なく乗れる
- 軽自動車でもラクラク持ち運びできる
- Beach Accessのボードの中でも浮力が高く初心者に優しい
実際に乗ってみた感想は、以下の動画の【5:30】以降で説明しています!
『ソフトボード 6’4” 42L』は、基礎を身につけてくれるマジックボードという印象です。
ミッドレングスは正しい体重移動をしないとレールが入らないので、乗っていくうちに徐々に体重移動の仕方を覚えていけます。ショートは正しい体重移動ができなくてもごまかしがきいたり、ロングボードは初心者がボードを動かすには難しすぎたりします。
そのため、サーフィン入門ボードとして『ソフトボード 6’4” 42L』は個人的におすすめです!
ちなみにフィン数は3つ(=トライフィン)で1番オーソドックスな形なので、機動性や安定性に優れていて初心者に優しい仕様になっています。
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クーポンの利用方法は、以下の動画で解説しています。
より詳細なソフトボード 6’4” 42Lの評判・口コミは、『ビーチアクセスのソフトボード6’4の口コミ・評判とは?【2023年版】』にまとめています。
ビーチアクセスのソフトボード6’4の口コミ・評判とは?【2023年版】
続きを見る
ソフトボード 6’6” 42L【Beach Access】
おすすめのミッドレングス2つ目は、Beach Accessから出ている『ソフトボード 6’6” 42L』です。
先ほど紹介した『ソフトボード 6’4” 42L』がトライフィンなのに対して、こちらのボードはクアッドフィンになっています。
そのため、スピードが出やすく、かつターン性能も優れており、初心者でもサーフィンを楽しめる仕様になっています。
ただ個人的に、『ソフトボード 6’4” 42L』の方が横幅があるので安定感があります。初心者サーファーでもフラつくことなく乗れる印象です。
そのため、どちらかと言えば、『ソフトボード 6’6” 42L』は脱初心者サーファーでこれからターンの練習をしていこうかなと考えている方におすすめです。
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クーポンの利用方法は、以下の動画で解説しています。
まとめ
今回は、ミッドレングスのデメリット3選とメリット5選について説明してきました。
ミッドレングスのデメリット3選
- ドルフィンスルーが難しい
- 掘れた波には対応しにくい
- 持ち運びが大変
ミッドレングスのメリット5選
- 小さな波でもサーフィンできる
- レールワークを練習しやすい
- 上達スピードが速い
- 安定感があり初心者でも乗りやすい
- 1本持っておけば万能に対応できる
大きい波や掘れた波には不向き、かつ持ち運びが少し面倒というデメリットもありますが、それ以上に初心者サーファーにメリットが大きいのがミッドレングスです。
特に、『1本持っておけば万能に対応できる』という点は、サーフィンの初期費用も抑えられるのでおすすめです!
『最初のボードはショートにするべきか、ミッドレングスにするべきか』と悩んでいる方は、ぜひミッドレングスを選んでみてください!
なぜミッドレングスのような浮力の大きいボードを乗るべきなのか、詳しく知りたい方はぜひ以下の記事もチェックしてみてください!
>>【サーフィン初心者向け】浮力が大きいサーフボードを選ぶべき3つの理由
サーフィンの上達が早いのはもちろんのこと、楽しいサーフィン生活を送れるようになることでしょう。