このようなお悩みを解決します。
この記事でわかること
- ツインフィンが難しいと言われる理由3選
- 初心者がツインフィンを選ぶデメリット3選
- それでもツインフィンを初心者におすすめする理由について
- サーフィン初心者だけどツインフィッシュに乗れるか心配
- 流れるようなスタイリッシュなサーフィンをしたいけど、初心者でもできるかな?
などのお悩みを持っていませんか?
「サーフィン初心者はトライフィンから!」といった固定観念があるため、初心者からするとツインフィンは選びにくいですよね。
ですが正直言ってしまいます。ツインフィンに乗ることで、サーフィンスキルはぐっと上がります。
ただ初心者がツインフィンを選ぶデメリット、ツインフィン独特の難しさがあることも事実です。
なので今回はツインフィンの負の部分を説明しながら、なぜ初心者にツインフィンがおすすめなのかといった正の部分も説明できたらと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
ツインフィンが難しいと言われる理由3選
力の抜けたスタイルで走っていく、ツインフィンのスタイルに憧れている人は少なくありません。
ですが「ツインフィンって難しい」と思われがちで、初心者サーファーには敬遠されることもあります。
ではなぜツインフィンは難しいと言われるのか。具体的に紹介します。
ツインフィンが難しいと言われる理由3選
- 縦のアクションがやりにくいから
- オンショアコンディションで操作が難しくなるから
- パワーゾーンを離れやすいから
それぞれ具体的に説明します。
理由①:縦のアクションがやりにくいから
プロサーファーがやっているような派手なアクション。基本的にツインフィンではできません!
なぜなら真ん中のフィンがなく、アクション性に欠けるといった特性があるからです。
ツインは真ん中のフィンがなく抵抗が少ないので、スピード性能は上がりますがコントロール性能が下がります。一方でトライフィンは抵抗は大きくなるので、コントロール性能は上がりますがスピード性能が下がります。
要するに、スピードを重視するならツイン、コントロール性能を重視するならトライといった感じです。
このように、ツインフィンはコントロール性能に劣っており、ターン時に不安定になりがちです。
そのため、一般的にツインフィンは難しいと言われます。
理由②:オンショアコンディションで操作が難しくなるから
ツインフィンは、オフショアコンディションで実力を発揮しますが、オンショアでは使い物になりません!
なぜならノーズの幅が広いこともあり、海面のコブを拾ってしまうからです。
下記の動画でも、ツインフィンは風の入ったコンディションは苦手と言われていますね。
どちらかといえばツインフィンが向いているのは、綺麗に割れている波&フェイスが長い波になります!
上記のようにツインフィンはコンディションに左右されることがあるため、難しいとよく言われてしまいます。
理由③:パワーゾーンを離れやすいから
ぼくもツインフィンを丸1年近く乗っていますが、パワーゾーンを離れやすいなと感じています。
なぜならツインフィンは構造上、水の抵抗を受けにくく、スピードが加速して先走ってしまうからです。
ぼくの経験上ですが、カットバックが若干できるレベルでないと、結構先走ってしまうなと感じています。
上記のような背景もあり、サーフィン初心者には難しいと思われがちです。
初心者がツインフィンを選ぶデメリットとは
では次に、初心者がツインフィンを選ぶデメリットについて解説します。
初心者がツインフィンを選ぶデメリット3選
- ライディング中に転ける頻度が増えてしまう
- 肩以上の波になると不安定になりがち
- リペア代がかさむ可能性がある
それぞれ具体的に説明します。
デメリット①:ライディング中に転ける頻度が増えてしまう
デメリットの1つ目は、ライディング中に転ける頻度が増えてしまうことです。
なぜならフィンが抜けてしまって、横滑りしてしまう可能性が高いからです。
以下の動画は、北海道でサーフィンしてきた時の様子です。フィンが抜けてしまって、ボトムターンがまったく安定していません。
トライフィンのような感覚でボトムターンすると、一瞬ですってんころりんです。笑
慣れるまでロングライドは結構厳しいので、初心者がツインフィンを選ぶ時は注意が必要です!
デメリット②:肩以上の波になると不安定になりがち
デメリットの2つ目は、肩以上の波になると不安定になりがちなことです。
なぜならツインフィンは長さが短いわりに幅があるので、波が大きくなればなるほど、波の揺れを喰らってしまうからです。
肩以上の波でもメローな波であれば問題ありません。ですが掘れている凶暴な波だと、ツインフィンはキャパオーバーしてしまいます。
「デカ波を攻めるのが好き!」という方は、もしかしたらツインフィンは向いていないかもしれません。
デメリット③:リペア代がかさむ可能性がある
デメリットの3つ目は、リペア代がかさむ可能性があることです。
これはツインフィンに限らずですが、PU系のサーフボードは作りが脆いので、ちょっとした衝撃で潰れてしまいます。
ぼくが先日購入したBiltのフィッシュは、1ヶ月ほどで3~4箇所もリペアが必要になりました。
特にサーフィン初心者の頃は、サーフボードの扱い方などもしっかりわかっていないので、下記のようなタイミングでよく傷つけます。
- サーフボードを家から車まで運ぶ時
- 室内でサーフボードを置く時
- サーフボードを地べたに置く時
ですが毎回毎回リペアをするのもお金がもったいないですよね。なので個人的にはソフトボードなどの傷が付きにくいボードで練習するのをおすすめしています!
【2024年版】初心者におすすめのソフトボード5選!後悔しない選び方とは?
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【経験談あり】でも初心者にツインフィンはおすすめです!
ここまで読んだあなたは、「ツインフィンは辞めておこう」と思っていることでしょう。
ですが個人的には、初心者こそツインフィンを選ぶべきと考えています。理由は下記のとおり。
ツインフィンが初心者におすすめな理由
- レールワークの練習ができるから
- 小波コンディションでも練習できるから
- ダラダラな波でもロングライドしやすいから
ツインフィンはセンターフィンがないことによって、「圧倒的なスピード」を手に入れます。
そしてその圧倒的スピードは、小波コンディションで波に乗れる回数を増やし、ダラダラ波でも抜けていける回数を増やします!
この記事を読んでいるあなたは、下記のような経験をしたことはありませんか。
- テイクオフをしてもすぐに白波(スープ)に追いつかれる
- 思いっきりパドリングをしても、波に置いていかれる
- ライディング中も全然加速しない
上記のような悩みを持っているのであれば、『ツインフィン』で解決できるかもしれません!
ぼくが初心者時代に乗っていたおすすめのツインフィン3選は、以下の記事で紹介しています。
サーフィン初心者にツインフィンが人気な理由3選|5%OFFクーポンも配布!
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【まとめ】ツインフィンは難しいけど基礎を身につけられます!
ツインフィンは初心者にはハードルが高いと思われがちですが、実はそんなことはありません!
たしかに乗り始めた時期は、なかなか上手く扱えないかもしれません。ですがツインフィンで練習してレールワークを覚えれば覚えるほど、縦横無尽に動かせるようになります。
するとトライフィンでサーフィンをした時も、ダイナミックなカーブを描けたり、鋭利なボトムターンができるようになるのでおすすめです!
ツインフィンでも特に人気な『フィッシュ』について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事も読んでみてくださいね!